東京湾のフグ釣りは、おチビの数が出るショウサイフグの「寄り」シーズンが終わり、秋冬のアカメフグ釣りへの移行期を迎えている。

(1ヶ月振りの毎度。)

(右が第十忠丸。)
10号船に乗り込み準備をしていると、隣の舳に収まったのは、いつも異次元の釣果を叩き出す常連さんだ。

(潮はこんな感じ。)

(出船。)

(釣り開始。)

(気持ち良い晴天だ。)

(ユキちゃん船も近くで流す。)

(マダコゲット。)

(シーズン初アカメ!)

(青い空、青い海。)

(沖あがり。)
八景沖で狙うこの時期は、ショウサイが深場に落ちる前で、浅場に上がって来るアカメと両方が釣れちゃう。
フグ釣りお休み宣言を1ヶ月で返上して、シーズン初期のアカメに、食味絶品の八景沖のショウサイが楽しみですよ。

(1ヶ月振りの毎度。)
野毛屋さん4:50着で13番目、ギリ宿並びの駐車場に停められた。
釣り座は健船の左舷舳2番目をチョイス。

(右が第十忠丸。)
10号船に乗り込み準備をしていると、隣の舳に収まったのは、いつも異次元の釣果を叩き出す常連さんだ。
横目で盗み見て釣り方を勉強出来るものの、授業料として釣果を取られるのは覚悟せねばならんね。

(潮はこんな感じ。)
健船長が贅沢コースと呼んでるショウサイとアカメの両狙いは、流し釣りになる。
おチビショウサイが獲れるとあれば、カットウの上に普段は着けない胴突きの枝バリを組んで、食わせる確率を上げる。
おチビが無邪気に枝バリに食って欲しいな。

(出船。)
左舷は8名ほどだったか、で出船。
釣り場は八景近辺だからチョイの移動で釣り開始。

(釣り開始。)
通常カットウに枝バリ1本の仕掛けだから、誘い時にいつもより抵抗がある。
タチウオ、アマダイと別の釣りもので1ヶ月間空けた結果はどうだろうか。
手が合わないズレはリセットされただろうか?

(気持ち良い晴天だ。)
暫く誘うとアタリが出るも掛けられない。
何度もスカしてエサをなぶられる。
やはりズレたままなのか?
お隣が獲るのを見るとおチビだから、そもそもサイズ的にカットウに掛けるのが難しいのもある。
アタったら反射的に即アワセないと掛けられないぞ。

(やっと獲れた1匹目。)

(やっと獲れた1匹目。)
遅れても掛からない。
大アワセでも掛からない。
集中して、何度もスカして、ようやくおチビな1匹目が獲れましたよ。
この間お隣は軽く5匹以上は釣ってたね。

(ユキちゃん船も近くで流す。)
ようやくポツポツとおチビショウサイを掛けるようになるも、チラシ仕掛けの人の方が釣れてるようだ。
折角着けた枝バリに食わないんで、胴突きを外してカットウもチラシ仕掛けに切り替える。
チラシはおチビに食われたエサの再利用が出来るから効率的だよね。
チラシに替えて直ぐさま根に掛けた、と思ったら嬉しいゲスト。

(マダコゲット。)
タコ焼きに丁度良いサイズですよ。
その場で絞めて、冷凍ストックのためにチャック付き袋に納めてクーラーへ。
ポツポツとおチビショウサイを獲る中で、型が良いのを掛けた。
突っ込む竿先からゴンゴン伝わる手応え。
これは来ましたよ。
待ってましたの、

(シーズン初アカメ!)
アカメフグ。
久し振りに愛しのアカメに会えましたよ。
中型で食が楽しみだ。

(9:25に5匹目。)
更にツ抜け折り返しの5匹目に再びアカメを揚げる。

(9:25に5匹目。)
更にツ抜け折り返しの5匹目に再びアカメを揚げる。
2匹あれば家族の1食を賄えるぞ。
ショウサイは刺身に最適のおチビばかりなんで、更に良型のアカメが獲れれば言うことなし。
頑張りますよ。

(気持ち良い釣り日和です。)

(気持ち良い釣り日和です。)
ところが、底りから上げ潮に変わったところでパタッと食いが止んで、時速1匹ペースにスローダウン。
そんな中でもお隣はポンポンとショウサイを揚げる。
それは、そこにいるヤツだけじゃなく、確実に周りから寄せて釣ってると思われる。
一席しか違わないのに、この大きなペースの差は腕の差だね。
やはり異次元だ。
フグ釣りは基本的に、誘い上げ、誘い下げ、ゼロテンションのアクションだけ。
横目で見て同じようにやってるつもりでも、こちらには音沙汰なし。
何をどうやったらそんなにフグに訴求出来るのでしょう?
全く分からん。

(青い空、青い海。)
あまりの腕の差にブルーが入りますよ。
健船長やユキちゃんの釣りを見ても思い知らされるけど、いつかはこの境地にたどり着けるのだろうか?
湾フグ釣りは奥深いな。

(至るところがブルーです。)

(至るところがブルーです。)
めげててもしょうがないので、気持ちを奮い立たせて自分の釣りをする。
お隣は更に4kgクラスの大ダイを揚げる。
フグだけでなくタイにも愛されてますね。
こちらはポツポツとおチビを追加するものの、スローペースのままで終了。

(沖あがり。)
結果は10匹。
と、申告したら、捌きの時に健船長から「1匹コモンがいたよ」と言われ、9匹に下方修正。
区別がつかずに虚偽申告して面目ない。
トップはもちろん異次元のお隣さんで驚きの33匹。
トリプルスコアとは。。。

(本日の釣果。)

(本日の釣果。)
フグで今年初のツ抜けだ、と思ったところコモン1匹に阻まれた。
どうやらズレはいまだに続いてるようだから、補正するには修練あるのみでしょうか?
次こそはツ抜けたいな。
次こそはツ抜けたいな。
・ショウサイフグ : 7
・アカメフグ : 2
・コモンフグ : 1
・マダコ : 1
・シロギス : 1
船中:1~33
大潮
🐡