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釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】打率奮わず、あなたが噛んだ小指が痛い (2021/12/11 スミイカ 三喜丸)

2021-12-20 06:23:00 | 釣り
2021年ラス前釣行は今年2度目の三喜丸さん。
テンヤスミイカは昨年3月以来で約2年振りだ。

5:40着で、席取りした後に駐車券を貰って小柴港の駐車場に停めに行く。

この時間でもまだ暗いね。


(暗い小柴港。)

受付け後に宿内でコーヒーをいただいてホッと一息。
寒くなると三喜丸さんのこのサービスがありがたいよ。

明るくなってから船で準備に掛かる。
釣り座は左舷艫2番目。
左舷は5名、右舷も同じくらいかな。


(ご無沙汰です。)

シャコをエサにするテンヤスミイカは、湾フグ同様にシャクリの釣り。
黙々とひたすらシャクる釣り。


(シャコはこれね。)

湾フグとの違いはアタリを取らないことかな。
ラインを弛ませて底でテンヤを動かさず、次のシャクりでスミイカがいればズーンと乗る。

ゼロ地点からいきなり訪れるクライマックスはドキッ!とするし、その刺激が癖になるのよ。


(出船。)

出船して50分走るとのこと。

八景から出て一路南下、久里浜方面を目指す。

走ると風が冷たくて、フードを被って縮こまりながらもウトウトするよ。


(サンライズを見ながら釣り開始。)

久里浜沖で釣り開始。

水深35mほどでシャクリ始める。
いつズーンと来るか、期待しながら黙々とシャクる。

暫くシャクってるとテンションが抜ける。
隣のダウンショットの人とオマツリだな、と巻き始め、隣の仕掛けが揚がって様子を見に行くと、「すみません。切れちゃいました。」とPEのみを手渡される。

マジすか!?
一投目から高切れでテンヤとスッテを消失とは、テンションだだ下がりですよ。

掛かりどころが悪かったのだろうね。
オマツリはお互い様だから仕方がないか。


(予備投入。)

リーダーを結束し、予備の仕掛けに変えて釣りを再開。
手持ちのテンヤはこれでラストだから後がないぞ。

気を取り直して黙々とシャクリ続ける。


(潮はこんな感じ。)

暫くシャクってると予告もなくズーンという手応え!
ビクッとしながら追いアワセをくれて巻きに入る。

重みを感じながら一定のペースで巻きつつ、早いうちに型が見れるのはありがたいなー、と思ったところでテンションが抜けた。
巻きバレ。

マジかい!?
持ち直したテンションが再び降下するよ。


(目の前にあるのはブイです。)

巻きバレたとはいえ乗ったのだからシャクリは合ってるんだ、と前向きに捉えて再びシャクリマシーンとなる。

すると、ズーンと来た!

バレるな、バレるなよ、と願いながら巻き揚げると、


(キミかね。)

マダコ。

冷凍庫に在庫があるもののキープさせて貰いましょう。

ここで仕掛けを見たヒデ船長が、スッテはそれじゃ厳しい、とトトスッテのオレンジとピンクをレンタルしてくれた。
ありがたいね。

そのおかげか、間髪入れずに1杯目のスミイカを揚げる。


(9:41に1杯目。見えないけど中にいますよ。)

スミイカはスミを吐かれないように慎重に取り込むから、自撮りが難しい。

刺激を与えるとスミ爆弾が炸裂するからね。


(潮緩いな。)

下浦沖の水深50m程に移動。

ここでも潮が流れず活性がイマイチなのか反応が薄いものの、たまにズーンと手応えがある。

よっしゃ!と巻き揚げ中にバレること数回。
とかく打率が悪い。

しっかりシャクってるからテンヤだったらバレないはず。
スッテに掛かってるからバラシが多いのだろうか。

何度かバラす中でようやく取り込みまで行けて2杯目をゲット。

「写真を撮るからそのままで待ってて」

と船長に言われてスミを吐かれないかとビビりながらも撮影いただく。


(ビビってます。三喜丸さんのブログから拝借。)

腰が引けながらもスッテを持ってポーズをしてると、スミイカが足で登って指に絡みついてくる。

撮り終えた時に小指に痛みが走り「イテッ!」と声をあげちゃったよ。

初めてイカに噛まれました。


(見えないけどプッツリ穴が空いてます。)

やるな、スミイカ。

小さな抵抗にあって血が出て指がジンジン痛むけど、今晩になったら噛み返すからな。
美味しくいただいちゃうからな。
覚悟しておきや。


(移動。)

その後は潮を探しての移動。

なかなか釣果が伸びないからか、素の鉛剥き出しのテンヤを使ってたのを、船長が蛍光塗りのテンヤを貸してくれた。

自分の蛍光テンヤは1投目で消失したからね。
ありがたいよ。


(潮いかず。)

相変わらず巻きバレして打率が上がらない中、久々に大型の手応えを掛けた。

水深50mからえっちらおっちらの巻き揚げが上腕筋に効きますよ。

途中重みが増すからスミイカだろう。
タコだとただ重いだけね。
腕がパンプアップしたころに揚がったのは、


(キミかね。)

カワハギ。

体の側面にテンヤバリが貫通していて、体全体で横向きに水の抵抗を受けて揚がってきた。
道理で重たい訳だ。

肝醤油で刺身がいただけちゃうから嬉しいゲストだよ。


(3杯いますよ。)

暫し間を置き、ズーンから大事に巻き揚げて3杯目をゲット。

その後は根掛かりで借りたテンヤとスッテを消失。

更にあがり直前にも根掛かりでテンヤを消失して手持ちの仕掛けが底を着き、早めの店仕舞いになった。

船長に借りた分は弁償したけど、自前分の損失も痛いな。
テンヤはそこそこの値段がするからね。


(沖あがり。)

結果は3杯。

7打数3安打では打率が悪い。
掛けても半分以上を巻きバレしてるのは、シャクリやアワセに課題があるのだろうな。


(沈む夕陽と八景島。)

バレが怖くてシャクリが強くなってた気がするし、もっと優しくスミイカに訴求する誘いも出来ただろうに。

数を獲るのに打率を上げるか、打数を増やすか、その両方が理想だろうけど、まだまだ修行が必要だね。

噛まれた小指は暫く痛かったです。


・スミイカ : 3
・マダコ  : 2
・カワハギ : 2 (リリース1)
船中:0~11
小潮


🦑