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【釣】夏タチウオでサービスタイムに経験値を積む (2021/08/28 タチウオ 三喜丸)

2021-09-13 06:29:00 | 釣り
1年振りのタチウオ釣行。

タチウオ釣り自体がこれまで数回しか経験してないし、年1ペースとあっては、いまだ技量はヨチヨチレベル。

しかも、何だかタチウオ釣りは年々難しくなってるような気がする。

スレたのか、やる気がなくなってるのか、東京湾のタチウオくんが気に入る釣り方が年々デリケートになってるように感じるのですよ。


(小柴港の夜明けぜよ。)

三喜丸さんは宿裏に路駐して荷物を下ろし、船で釣り座を取ったのち受付で駐車券を受け取り、小柴港の駐車場に車を置きに行く流れ。

駐車したら、テクテクと港内を歩いて宿で受付けをする。


(お久し振りです。)

船長始めスタッフがエサのコノシロを下ろしてるのを眺めながら、外のベンチでコーヒーをいただく。
三喜丸さんでは落としたてのコーヒーをいただけるのですよ。

結石発症以来、ブラックコーヒーは避けてきたけど、ちょっとなら良かろう。
暫く振りのブラックは沁みたね。


(手前はアジ船。)

釣り座は左舷艫2番目を取ったものの、舳側に並びで団体さんが入るそうで、ヒデ船長から、広々とした右舷の舳に移れるけどどう?と聞かれて承諾、道具を出していたところを移動する。

移ったそこに今度はルアー釣りの親子が入ったので、結果舳3番目にずれる。
それでも余裕がある釣り座で、右舷は7名かな。

三喜丸さんではルアーの人は舳側、エサ釣りは艫側に固めるそうだ。


(出船。)

シーパラを横切り、南下してまずは横須賀沖の浅場でやるようだ。

船長曰く、モーニングサービスで数釣りしないと時間が経つと釣れなくなるよ、とのこと。

やっぱ難しそうだな。

今回、竿はタコエギBBを持ってきた。
同じ先調子でもいつものライトゲーム8:2よりも胴が硬いから、アクションが付けやすいだろうと睨んだ。

リールはフォースマスター400。
電動で楽しますよ。


(今回はこのセットで。)

横須賀の浅場はオモリが20号だそうで、持ってないからヒデ船長が貸してくれた。

仕掛けはシンプルな1本バリに、ハリスはアクションのためだろう短めが良いそうなので、切り詰めて170cmにする。

エサはコノシロの短冊。
水中で回らないように、丁寧に縫い刺しにする。


(潮はこんな感じ。)

横須賀港の自衛艦を眺めながら釣り開始。

水深は30mもない。

キビキビと早くて大きいアクションで、活性が高いヤツを獲ろうという目論見は外れて反応なし。

ここから段々とスピードを遅く、誘い幅を小さくしていって、ハマる誘いを探る。

途中アタリが出るものの、つい反応しちゃうから食い込みまでいかない。
馴れない開始早々はアタリをスルーして誘い続けるのが難しいのよ。


(釣り開始。)

貸し竿の隣の方が揚げたのは、ステイしてゆっくり大きく動かす誘い。

早速真似すると、こちらにもアタリが出て、粘り続けると食い込んだ。
アワセを入れて、電動オン。
引きは夏タチサイズだね。


(バッチリ掛かってますよ。)

型を見て一安心。

スローなゆったりした誘いが良さそうで、連チャンはないもののポツリポツリと追釣する。

周りにタチウオ船団が形成されて、狭い範囲に船がひしめきあってるよ。


(タチウオ船団。)

船中、周りの船でもポツポツとタチウオが揚がる。

誘いはスローが合うようだ。
タナを決め打ちでステイしてユラユラ誘って数匹を獲る。

誘ってると引っ掛かるようなモタレが出て、これはタチウオがエサの端を噛ってるアタリだね。
そのままユラユラを続けるとモタレが強くなって、いずれ竿が止められるほどの引き込みになる。

ここでアワセをくれると、グーンと竿が曲がって、してやったり、とほくそ笑みつつ巻き揚げる。


(すぐ横を潜水艦が行く。)

でも、同じパターンで獲れるのは連続して2匹くらいまでで、小まめに誘いを変えないとアタリが続かない。

少ない引き出しから色々と試してポツと釣れるものの、ヒットパターンが掴めない。

そもそも共通のパターンがあるのかも分からんし、難しくなっている裏にはタチウオ界でも多様化が進んでいるからではあるまいか。


(船団は疎らに。)

時間が経過するごとにアタリが遠退いて、1匹を獲るまでの間隔が長くなってくる。

アタっても単発で食い込みまでいかないことも度々。
この手強さも楽しいな。


(すぐ横を護衛艦も行く。)

船長の宣言どおり、段々とアタリが遠くなり、場所を入れ替えても船中1本出るかどうかというペースになる。

タチウオは元々夜行性だから、陽が高くなると食いが落ちるのかな。

反応はビッシリあるよ、と言われるものの、なかなかアタリが出せない。


(船団は散りました。)

大きく、小さく、緩急つけて、ステイして、ユラユラして、タダ巻きして、止め続けて、と色々誘ってどれかでポツと獲る。

手強いな。


(10:08に10匹目。)

パターンが分からんままポツポツと釣って、どうにかツ抜けを達成。

ところが、このあとは反応が散ったのだろう、船団も散り散りになって移動する。


(チョイ沖。)

移動先はチョイ深くなってオモリは60号に変更。
魚探に反応があるようだけど、音沙汰なし。

ここからアタリを出せる腕があると楽しいだろうな。
持ってませんがね。


(更に沖。)

結局、沖あがりまでに追加出来たのは1匹。

結果は11匹。
ツ抜け出来たし、タチウオ釣りの引き出しが増えた気がするしで、良しとしようか。


(沖あがり。)

朝のサービスタイムがなければ、どうなったか分からなかったけど、終わってみれば丁度良い釣れ具合かな。

タチウオ釣り、楽しかった。

・タチウオ : 11
船中:1~18
中潮


🐡


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