鮎友釣り遠征。
(こんなルート。)
(日本海の夜明けぜよ。)
(小川上流側。)
(下流側。)
(立ち込むKさん。)
N会長の釣りをじっくりと後ろから観察させて貰うと、まったく無駄がなく流れるような所作。
(見た目より流れがある。)
(下流側。)
(9:18に1匹目。)
その後、急に濁りが入って釣りにならず、昼飯休憩。
(本日の氷締めしてしまった鮎。)
(こちら。)
(刺身盛り。ノドグロがいます。)
大人の遠足第2弾の富山遠征は9月13日(金)23:30に車2台で出発。
下道で関越道の三芳スマートICから乗り、上信越道、北陸道で越中境サービスエリアに4:00に到着。
(こんなルート。)
チョイ仮眠して夜が明けたらサービスエリアのコンビニで朝飯を済まして出発。
(日本海の夜明けぜよ。)
富山の神通川は釣れ盛ってるものの型が小さいそうなので、いくつか候補がある川からN会長とSさんが小川を選択。
橋の上から見るとチャラ瀬が多く石色も良いとのこと。
そう言われてもチンプンカンプンなんで、パッと見で判断できるようになりたいよ。
(小川上流側。)
釣具屋でオトリ鮎、コンビニで日券を購入して8:00に入川。
小川は川幅は広くなく流れがあって瀬(流れのある場所)が多い。
トロ場(流れが緩やかな場所)が少ないので初心者には少々難しい。
(下流側。)
時間が早いから釣り人は少なく、4名で場所を選び放題だ。
まずは鉄橋の上流側に立ち込む。
まだ水が冷たく鮎の活性が上がらないだろうからN会長の後ろで見学させて貰う。
ところが購入したオトリが酷い。
見た目はまるでイワシのように黒く、体表はザラザラ、しかも全く泳がない。
これじゃ鮎がオトリを仲間だと認識しないかもよ。
N会長、Sさん、N会長の弟子のKさんが口を揃えて、こりゃダメだ、と言う。
このオトリで1匹目が獲れるかが勝負の分かれ目ですな。
(立ち込むKさん。)
N会長の釣りをじっくりと後ろから観察させて貰うと、まったく無駄がなく流れるような所作。
竿の位置、ラインの入れ方、オトリの操作、すべてが勉強になります。
瀬ではラインを張ってオトリを引いて誘導する「引き釣り」が基本になる。
これまで自分はラインを張らず緩めずで自由にオトリを泳がせる「泳がせ釣り」しか経験していない。
瀬が多いここ小川では引き釣りを覚えないと話にならないから、N会長の見学から始めたのですよ。
(見た目より流れがある。)
N会長の実釣を解説付きで見れるのはとてもありがたいし、疑問点にその場で答えていただけて非常に勉強になる。
友釣りキャリア50年のトーナメンターにマンツーマンで教われるなんて貴重ですよ。
「いればここで来るよ」
と言われるものの反応なし。
オトリが話にならないからN会長でも苦戦する。
ポイントを釣り上がって多少流れの強い瀬の中でやっと1匹目を掛けた。
綺麗な取り込みまで見せていただいて見学を終了。
自分で竿を出すことにする。
ここまで釣り開始から40分。
オトリがダメだと師匠でもこれほど苦労するのだな。
(下流側。)
自分は鉄橋の下流側に下り、淵があるトロ場から始める。
泳がないオトリで瀬を攻めるなんて技量が足らないから無理ですよ。
仕掛けをセッティングして、掴んでも滑りもしない黒いオトリ鮎を淵に誘導する。
ラインを少し上げて刺激すると流れが緩い淵だとこのオトリでもちょっとは泳いでくれる。
この淵に必ず鮎はいるはず。
他を攻められないからそう信じるしかない。
護岸の際、淵の深み、手前の駆け上がりと攻め筋をずらして何往復もして粘る。
すると、手前の駆け上がりを引き気味に探っていると、コン!と手応えと共に目印が下流に流れた。
来た!
淵から外れてチャラ瀬まで流れるとそれなりの重みが掛かる。
竿を立てて自らも下流に下がり体制を整える。
オトリを水面に出すとその下で活発に泳ぐ野鮎が暴れている。
竿で溜めて徐々に引き寄せてから引き抜き。
型が良い野鮎が飛んで来たところをタモでキャッチ。
課題の1匹目を無事に獲れた。
良かったーとホッと一息。
これまで1匹目はほぼキャッチしそこねて取り込みバラシしてたからね。
(9:18に1匹目。)
黄色い追星が出た20cmを超える良型だ。
ダメダメなオトリからこの野鮎に替えることができて攻めるポイントを増やせるぞ。
再度、淵を泳がせて間を置かずに2匹目をゲット。
やはり野鮎に替わると勝負が早いよ。
やがてN会長が上流から、ダメオトリで釣れていないだろうと、わざわざ野鮎を持って来てくれた。
2匹釣れた旨を伝えると、このオトリで良く釣れたなー、成長したなー、とお褒めに預かる。
その後、急に濁りが入って釣りにならず、昼飯休憩。
この濁りはどこかの用水路を開けたためだろう。
暫くすると濁りは取れた。
午後は更に下流で瀬釣りの練習をしたものの3匹止まり。
自分の後を釣ったN会長が2桁釣果を挙げているから歴然とした腕の差だな。
16:30まで楽しんで納竿。
(本日の氷締めしてしまった鮎。)
結果は5匹。
N会長やSさんは30匹を超える釣果。
さすがだ。
まともに瀬釣りをしたのが初めてだから今日は経験を積んだとしておこう。
釣果は少ないけれど学び多き1日だった。
明日からに活かしましょう。
(こちら。)
本日と明日の宿は富山駅近くのホテルリラックスイン富山。
ビジネスホテルでも部屋風呂が独立しているから道具を洗うのに助かる。
洗濯機やマッサージチェアの利用が無料なのも高ポイント。
朝食付きで休日1泊6,500円は安いよ。
(本日の会場。)
大人の遠足恒例の反省会の会場はSさんが予約してくれていた「島ん酎」。
カウンターとテーブル3つの小ぢんまりとしているけれど、満員御礼、活気があるお店だ。
本日の反省会で鮎釣りの話しをしていると、隣のテーブルで飲んでいた鮎の投網漁師の方とマスターも加わって鮎トークに花が咲く。
(刺身盛り。ノドグロがいます。)
楽しい時間を過ごしてホテルに戻ったらバタンキュー。
明日は朝からMさんが合流する。
天気は午後から雨が降る予報だけど釣りはできそうだ。
今日の経験を活かして頑張りますぜ。
🐟
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