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釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】剣崎沖で驚きのビッグワン (2021/09/10 アマダイ 巳之助丸)

2021-09-24 06:26:00 | 釣り
久比里の巳之助丸さんは5年振り。

本当は9日(木)に予約したのだけど、雨天で出船中止になり、翌日10日(金)にスライド釣行。
この週は夏休み。実は9日(木)の朝に運転中に貰った電話に気付かず、宿まで行って引き返したのですよ。


(お久し振りです。)

5:00に家を出て、6:00チョイ過ぎに現着。
巳之助丸さんはアットホームで、とりわけ女将さんの明るさがいいよね。

アマダイは船で席取りするそうで、四隅のラスト、左舷舳をゲット。

総勢11名だそうで、左舷は6名。
余裕の釣り座だ。


(平作川からの景色。)

受付け後、早々に船上で準備する。

竿はミッドゲーム、リールはフォースマスター400。
オモリは80号指定で、仕掛けは自作の2m2本バリ。


(出船。)

7:30に出船。

対岸の船宿前から女将さんが、「いってらっしゃーい!」と手を振ってくれる。

平作川の橋の下ギリギリを幾つもくぐって海に出るから、竿は寝かせておかないといけないよ。


(本日のタックル。)

海に出て少し走って、岩井沖で釣り開始。
巳之助丸さんは「ポーン」というチャイムが上げ下げの合図だ。


(潮はこんな感じ。)

水深は70mチョイ。

底を取ると、ねっとりした泥土の感触。
アマダイはこんな海底に穴を掘って、顔だけを出してエサが来るのを待ってるのだろう。

オモリで底を数回トントンしてから1m切る。

「ガン玉付きの仕掛けを使ってよ。」

と船長が言うとおり、底潮がそこそこ流れてる。

でも、ガン玉を持ってないから、仕掛けが吹き上がらないようにタナは低めをキープ。
誘いは控えて代わりに底取りを頻繁にする。


(今日は晴れたね。)

反応がなくても、投入から5分したら回収してエサをチェック。
アタリに気付かずオキアミを取られてることもあるからね。

暫し打ち返しても、ゲストすら反応してくれない。

そのうち来るだろう、とタナを意識してじっくり構える。
スロースターターなんでね。


(青い海。)

更に打ち返してると、ククンと手元に振動が来る、本日初のアタリ。

来たぞ、来たぞ、とチョイと間を置き、再びのククンで聞きアワセを入れる。
竿先が揺れるのを確認して巻き揚げる。

型は小型だろうけど、電動中速で巻く途中に突っ込みを見せる。

これは期待出来るかな、とキーパーに竿を置き、青い水面を眺めるとユラユラとピンクの魚影が見えてくる。

本命だぞ。


(8:38に1匹目。)

揚がったのは20cmほどの小アマダイ。

おチビだけど、深場から揚げたアマダイはリリース出来ない。
持ち帰って食べて供養してあげましょう。

血抜きして絞めてからクーラーにイン。
1匹目で本命が獲れるとホッとするね。

その後はコンスタントにゲストも顔を見せてくれる。


(トラギス。)

(カナガシラ。)

(キダイ。)

ここまでどれも小型なんで、食のためには型が欲しいな、と考えてたところに良型を掛けた。

アマダイとは引きが違うものの今日イチの手応え。
お土産に嬉しいサイズだろうな。

揚がったのは、


(ホウボウ。)

良型のホウボウ。

度々ゲストで釣れるけど、刺身でも煮ても焼いても美味しい、嬉しい一尾ですよ。

食はこのホウボウで何とかなるな、と思ったところに、27cmほどのアマダイが揚がってくれて良し、良しと安堵。

でも、もう一声、良型のアマダイが欲しいな。


(サイズアップの本命ゲット。)

暫くはゲスト含みでポツポツと釣れていたものの、潮が緩んでアタリが遠退き、剣崎沖に移動する。


(剣崎沖。)

水深は100m前後。

潮は動いているものの、軽い二枚潮だ。
ラインの動きに気を付けていてもオマツリが多くなるから注意だね。

これまでと同様に、仕掛けが吹き上がらないよう、底取りを頻繁にタナは低めを狙う。


(周りに船影なし。)

すると、開始早々にククンとアタリが出ましたよ。

大事に食わせるため、送り気味に間を取ると活性反応が続く。

頃は良し、と竿を挙げてアワセを入れると、グイーンと竿先が突っ込んだ。
そのまま手巻きで数メートル揚げた感触は今日イチだぞ。

ドラグをちょっと緩めて電動中速で巻き始める。

ドラグが滑ってなかなか揚がってこないし、途中ガクンガクンと突っ込みを見せる。
こりゃ大物だぞ。

強烈な引き込みは巻きを緩めて竿の弾性でいなし、焦らずじっくりやり取りしますよ。

大鯛や大トラとの勝負を経て、大物に落ち着いて対応出来るようになってるのは成長の証ですかね。

手持ちのまま水面近くまで巻き揚げると、ピンクの魚影が見えてくる。
アマダイじゃね?

水面に浮かせると、驚きのビッグサイズ!

お隣さんにタモをお願いして揚がったのは、


(レコードサイズの大アマ!)

なんと51cm!
自己記録大幅更新の大アマダイだ。

さすがは剣崎沖。
噂どおりの大型ゲットで大満足。
食はこのビッグワンだけで十分過ぎるね。


(大きく見えないけど大きいのよ。)

船長に計測して貰い、記念撮影いただいた後、血抜きしてクーラーへ。

もう、この1本が本日のクライマックスでしょう。


(ヒメとアカボラのダブル。)

(12:36に5匹目。)

その後はゲストをポツポツ追釣して、ラスト5分の最後の最後にアマダイを揚げて終えました。


(ラストワン。)

結果は6匹。

アマダイの最大記録を更新出来て満足ですわ。


(巳之助丸さんホームページから。)

岸に着いたら50cmオーバーシールをいただいて、再びの記念撮影。

この51cmがあるのとないのでは満足感に大きな差があるね。
やはり大型のインパクトはデカイな。

アマダイまた乗ろうかな。

・アマダイ : 6
・ホウボウ : 2(リリース1)
・アカボラ : 2
・トラギス : 6(リリース2)
・キダイ  : 2
・ヒメ   : 4
・カナガシラ: 2(リリース2)
船中:0~8
中潮


🐡


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