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釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 3/11(野毛屋)

2017-03-13 06:02:00 | 釣り
3月20日は親父の命日。
今年は祝日だから当日に母親、妹夫婦らと墓参りで集まる予定。その後は我が家で夕飯の食卓を囲むのが恒例だ。

昨年はフグを振る舞ってあげようと野毛屋さんでショウサイフグを狙ったところ、潮がなくて連日出撃しても3匹という貧果だった。


(毎度お世話になります。)

現在、野毛屋さんでは健船長の1日船はショウサイに切り替わったものの、俊船長の午後船はアカメが続いてる。

3月19日(日)にT1さんとアマダイ釣行の予定だけど本命が取れる保証はないから、保険も兼ねて前週の11日(土)に午後船のアカメを仕入れれば中9日の熟成で振る舞える。
アマダイとアカメフグが共演する晩餐なんて料亭でも食べられないだろう。

と言うことで、今季ラストとしていたアカメの午後船に行ってきますよ。


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【感】卒業式

2017-03-10 22:34:00 | 日記
本日3月10日は次男の中学校の卒業式。
3年間はあっという間で、節目節目の式に参加するたびに子供の成長の早さを実感する。

会社勤めだと、特に何の代わり映えもせずに平気に数年が経過しちゃうし、あの案件はいつだったかなー。なんて考えても3~5年くらいの幅でしか思い出せない。数年なんて誤差の範囲という感覚になる。



式には両親揃っての参加が多くて、自分が子供の頃とは違うけど、当然、今の方が良いに決まってる。
もう1つ違うのは、式の最中に電子音やシャッター音がひっきりなしに鳴ってることかな。

座って式を見ながら、自分の中学時代に重ねたり、次男が生まれてからこれまでの事などを色々と思った。
親になっての卒業式は感慨深いものがある。

晩には赤飯を炊いて、家族皆で卒業を祝って乾杯。


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【食】アカメフグ南蛮・フグ出汁湯豆腐

2017-03-09 06:01:00 | 釣魚料理
野毛屋さんのラストアカメで揚げた5匹のアカメフグは8日間の熟成で開封、ガッツリいただきますよ。


(熟成アカメが整列。)

ぎりキープサイズだった最小の1匹は刺身用に薄く下ろす。5匹分のうぐいす骨が乗ってるのは、ある目論みがあるから。


(うぐいす骨も添えてね。)

その目論みとは、愛車レヴォーグでドライブの際、思い立って寄った大山の小出とうふ店さんで買ってきた豆腐にある。
この大山豆腐をアカメフグの中骨で取った出汁で湯豆腐に仕立てたら堪らんだろう。と閃いたのですよ。

うぐいす骨は熱々の湯豆腐に一緒に入れちゃうし、アカメの刺身をしゃぶしゃぶもできちゃう。我ながらグッドアイデア。
d(⌒ー⌒)!


(湯気で曇っちゃった。)

大山は母方の祖父母の墓があるから、子供の頃から良く行ってたし、小出とうふさんの豆腐の旨さもその頃から知ってる。
しっかりしていて大豆の甘味が濃い豆腐に、アカメフグ出汁の旨味が加わり見事なコラボ。癖になりそうですよ。


(絶賛のアカメフグ南蛮。)

この日のメインは、鶏の替わりに4匹分のアカメフグで仕立てたフグ南蛮。
2度目の登場だけど、子供たちからも大好評の、我ながらよくぞ思い付いたと誉めてあげたい自慢のレシピ。

自家製タルタルソースを乗せてパクっと頬張ると、揚げられて旨味が増したほっくりしっとりしたアカメの身に、甘酢とタルタルの酸味が合わさって、これが絶品。チキン南蛮の上を行きますよ。

長男は、フグ料理ではこれが一番だなー。と絶賛しながらご飯をかっ込む。白飯にも良く合うんですわ。


(集合写真。)

大山豆腐にフグ南蛮、アカメの刺身を詰まんで、ビールも進みます。

湯豆腐を堪能したら、その出汁でアカメフグの刺身をしゃぶしゃぶしていただいちゃう。しあわせだー。
(*´∇`*)


(しゃぶります。)

しゃぶも終えたら、旨味たっぷりの出汁をご飯にかけて軽く塩・胡椒して、アカメの出汁茶漬けにしてかっ込む。


(この出汁が旨すぎ。)

アカメ料理に大山豆腐が加わって、更に満足度が上がった夕食でした。

良い豆腐が手に入った時にフグ出汁で湯豆腐はこれからの季節でも良いだろうな。干した中骨のストックが沢山あるから、いつでも楽しめるぞ。

・アカメフグの刺身(しゃぶしゃぶ)
・アカメフグ南蛮
・アカメフグ出汁の湯豆腐
・アカメフグ出汁の茶漬け


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【食】ショウサイフグの刺身

2017-03-07 06:01:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでのラストアカメフグはアカメ5匹、ショウサイフグ2匹の釣果。
アカメは1週間以上熟成させるから、当日からいただけるショウサイを刺身でいっちゃうよ。

八景沖のショウサイは他産のに比べて旨いのか?
刺身にするのは、この検証のためでもある。


(1日目のショウサイ。)

釣行当日の晩にチャッと下ろしていただくと、25cmくらいの個体だったからなのか、少々水っぽく感じる。
旨いんだけど、以前食べた八景沖の感動的なヤツにはとても及ばない。
そいつはもう少し小振りだったからだろうか?刺身は小型の方が旨いと言うしな。


(かつて感動をくれたのはこいつ。)

2日目のも25cmくらいだったけど、1日寝かせたアドバンテージがあるはず。


(2日目のショウサイ。)

1日寝かせた分確かに旨味は増してるけど、やはりヤツには敵わない。
個体差なのか、育ちの差なのか。出来るヤツだったってことだな。

現時点の検証では、

「八景沖の小型のショウサイは他に比べて旨い。」

としておこうか。


・ショウサイフグの刺身


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【釣】アカメフグ 2/25(野毛屋) 「さらば愛しきアカメよ」

2017-03-02 06:08:00 | 釣り
今季のアカメフグもいよいよラスト。

湾フグ釣りに誘いこんでこの道にハマったものの、お悩み中でリベンジに燃えるT1さんと共に今季最後のアカメを狙います。

前日の釣果が良く、波風ない晴れ予報で、しかも大潮とくれば満船を覚悟してたのに5:15着で14番目。ほとんどのお客がマダイ船だから、フグ船は予想外にがら空きで右舷艫3、4番の並びをゲットした。
結局、右舷は6名だけで、釣り座を調整したらみよし寄りの胴の間になったよ。


(明け方はみぞれが落ちてたぞ。)

例によってお互いに今日の目標を確認し合う。お客が少なく割当てが見込めるものの、釣果が落ちて来てるラス前だからフグ系で7匹、あわよくばツ抜ける。が自分。悩めるT1さんはその半分だと言う。


(潮はこんな感じ。)

出船して、馴れない方々に船長からのエサの付けと釣り方のレクチャーが終わったら、八景沖で実釣開始。


(雲が厚いぞ。お日様はどこに?)

大潮周りで潮止まりまで2時間あるはずなのに潮がゆるい。フグ達の活性が気になるなー。

暫く誘ってると視界の隅で、右隣のT1さんが竿を曲げてるではないか。早っ!
抜き揚げたのは28cmクラスの中型アカメ。

「型見たよ。」

船長からアナウンスがあったから、1流し目で船中1号だよ。やるなー。とT1さんに声を掛けつつも、やはり朝は先攻されちゃうのか、とちょっとへこむ。T1さんのオデコが消えたのは良かったけどね。

周りでもポツ、ポツと揚がり始めると、こっちにもサクッときたよ。


(8:00前に1匹目。)

中型のアカメでこちらもオデコを脱して一安心。去年のボウズが頭の隅にあったから、これでリラックスできた。早い時間に型が見れるとその後が楽ですわ。


(ようやく晴れてきたよ。)

でも、その後は潮がゆるいためかアタリが遠い。丁寧に誘ってもアタリなくエサも食われず、2時間半が経過。
この間にT1さんはアカメを1匹追釣してる。

こんな時こそ集中だ。と凝視していた竿先が微妙に揺れた。すかさずアワセると、サクッと掛かった。ゴリ巻きして抜き揚げたら、会心の掛かり所で、センターがっちりでございます。


(唇の皮一枚だけどね。)

その20分後に、また微妙なアタリで掛けて、巻きに入ったら途中でテンションが抜けた。上に泳いだからショウサイだな。と睨んだとおり、今日いただけちゃう嬉しいショウサイフグをゲット。
このあと立て続けにもう一匹揚げた。


(膨れるショウサイ。)

波風なくて潮もゆるいからゼロテンでアタリを取りやすいけど、小さい微妙なアタリばかり。エサの食い方を見ても高活性じゃなさそうだ。

T1さんはアタリが遠退き、釣り方が判らなくなった。と悩みつつも誘い続けてる。
集中ですよ。集中。


(沖堤の近くで流してた。)

更にそこそこの重量感のを掛けたけど、ゴンゴン引かないし、泳がないし、ただ重いだけだからカレイだろうと、これまた嬉しいゲストだな。と巻き揚げる。
でも、揚がったのは30号のL字テンビン。船釣りで投げ釣りの仕掛けを揚げるとは珍しいぞ。多分、沖堤からカレイ狙いの投げ釣りで根掛かった仕掛けなんだろう。


(膨れるアカメ。)

流し替えの度にポツと揚がるものの連チャンは少ない。こっちも数十分おきにポツと取れる程度で我慢の釣りが続く。
型は30cm超が1匹で、あとはそれ以下の中小型。今日は一度もタモの出番がありませんよ。


(やはり小振り。)

ガラや貝を掛けた後はカットウの針先を爪に立ててチェックする。少しでも鈍ったらフックシャープナーで研ぐようにするけど、段々と頻度が多くなってくる。今日の状況だと新品と交換するのがモッタイナイと気が引けちゃう、貧乏性ですな。


(ここまででこんな状況。)

そんな中、ガツっと掛けたのは今日イチの引き味。竿が良い感じに突っ込んでるし、タモサイズが来ましたよ。とほくそ笑んでゴリゴリ巻くと、途中でフッとテンションが抜けた。

「バレた。。。」

タモを持って駆けつけてくれた健船長に言うと、

「あーあ。もったいない。」

というお言葉。
それは、ひょっとして、トップ争いをしてるということなの?


(最後に大きく移動。)

沖あがり40分前に猿島付近まで大きく移動して、T1さんと、見せ場はここに違いない。ここでドラマが待ってるはず。と期待して誘い続けたけど、何も起こらず。そのまま終了。

今季の最後が巻きバレで終わるという締まらない結果だったぞ。
(´▽` )ゞ


(血抜き中。)

釣果はアカメ5、ショウサイ2でフグ系で計7匹。一応目標は達成しましたよ。

港に戻って船上で捌いてもらう、T1さん命名の「晒し者タイム」。
皆さんの釣果と見比べると、どうやら上位の戦績のようだ。

結果、この日のトップは9匹だったから、届かない数字じゃなかった。確かにモッタイナイ。


(捌き待ちのフグたち。)

捌いて貰う時に健船長に今後の予定、特に昨年盛り上がったトラフグを今年もやるかを聞いてみた。

「釣れるかどうか、様子を見に行ってから判断するよ。やるとなったら、3隻全部で完全予約制にするから。」

とのこと。
予約制はありがたいな。去年は前日入りの車中泊までしてボウズだったし。
一度はトラのガツン!を体験してみたいな。


(アカメよ。楽しませてくれてありがとう。)

さて、アカメフグ釣りはこれで終了。今季は6回の釣行で合計35匹の釣果。当たり年で数も型も楽しめた。
愛しいアカメとは秋まで暫しのお別れです。

・アカメフグ : 5
・ショウサイフグ : 2


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