湾フグの釣り方をまとめたんで、フグを釣った後の食し方を過去5年間の釣魚料理からまとめて、総集編としてみましょうか。

(こちらがショウサイフグ。)
(身欠きになったのがこれ。)

(刺身。)
プリッとした身は透き通っていて旨味が濃い。

(湯ぶり。)
ショウサイフグの湯ぶり。
三枚下ろしの身を薄皮が着いたままサッと湯がいて氷水で冷す。

(カルパッチョ。)

(なめろう。)

(塩昆布あえ。)

(薄皮の湯引き。)

(漬け。こちらは漬け丼。)

(握り寿司。)
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(フグ飯。)

(ジャーキー。)

(フグチリ。)

(サイ鍋。)

(唐揚げ。)

(フライ。)

(天ぷら。)

(ムニエル。)

(炒め物。)

(しんじょ。)

(揚げしんじょ。)

(ブイヤベース。)

(白子ポン酢。)

(焼き白子。)
(白子の天ぷら。)
(白子フライ。)
(麻婆白子。)

(ショウサイフグに感謝。)
まずはショウサイフグから。

(こちらがショウサイフグ。)

(身欠きになったのがこれ。)
フグは船宿で身欠きにしてもらったら、洗って、三枚に下ろすだけで下拵えは完了。
あとはお好きに料れば良し。

(刺身。)
定番は刺身。
ショウサイフグはトラやアカメとは違い、釣ったその日から刺身でイケちゃう。
少々水分を含む身質なんで、キッチンペーパーとラップにくるんで1日~2日寝かせて水気を抜いても良し。
プリッとした身は透き通っていて旨味が濃い。
特に八景沖で釣った小型の身は最高ですよ。

(湯ぶり。)
ショウサイフグの湯ぶり。
三枚下ろしの身を薄皮が着いたままサッと湯がいて氷水で冷す。
刺身より厚く切って贅沢にいただけるのが良いね。

(カルパッチョ。)
刺身の変化系、カルパッチョ。
和だけでなく洋でもイケるショウサイフグの懐の深さはさすがです。
オニオンスライスやオリーブオイルとの相性も良いよ。

(なめろう。)
更に変化で、ショウサイフグのなめろう。
思い付いて仕立てた贅沢な一品。
旨いんだけど、アジに比べると上品過ぎる感あり。
結局、その一回しかやらなかったな。

(塩昆布あえ。)
野毛屋の健船長お勧めの塩昆布あえ。
薄皮を取った身をブツ切りにし、塩昆布であえるだけ。
簡単だけどフグと昆布の旨味の相乗効果で良いアテになるよ。

(薄皮の湯引き。)
三枚下ろしの身から引いた薄皮をサッと湯がいて氷水で冷した、薄皮の湯引き。
ポン酢を振り掛け、小ネギを散らすと定番のアテですよ。

(漬け。こちらは漬け丼。)
ショウサイフグの身を下ろし、醤油:麺つゆ:胡麻油=2:1:1に下ろしニンニク、下ろし生姜、鷹の爪を加えたタレに半日漬ける。
そのままでも丼に仕立てても、更に出汁茶漬けに変化させても幸せを味わえるよ。
少ない身の量でもご飯が進むぞ。

(握り寿司。)
ショウサイフグの握り。
そのまま切りつけた身でも良いけど、三枚下ろしの身に軽く塩してキッチンペーパーにくるみ、1日寝かせて水分を抜いた塩フグに仕立てての握りが最高。
淡白で上品なネタだからいくらでもイケちゃうよ。
大葉との相性が良いのでお試しあれ。

(フグ飯。)
家庭で贅沢なフグ飯。
ショウサイフグの中骨で取った出汁で炊きあげると、フグの旨味が炸裂、堪らない炊き込みご飯に仕上がる。
ショウサイフグの中骨で取った出汁で炊きあげると、フグの旨味が炸裂、堪らない炊き込みご飯に仕上がる。
具はシンプルが良いけど、油揚げは入れたいね。
小ネギを散らしてどうぞ。

(ジャーキー。)
ショウサイフグのジャーキー。
三枚下ろしの身を更に三枚に薄切りにし、下味を着けて冷蔵庫で乾燥させる。
噛めば噛むほど旨味湧く、贅沢なアテだね。

(フグチリ。)
ショウサイフグのチリ鍋。
身をブツ切りにして野菜らと煮立ててポン酢でいただく。
プリプリの身の上品な旨味が堪りませんな。
鍋後の〆がまた楽しみ。

(サイ鍋。)
ショウサイフグのサイ鍋。
すき焼きのショウサイフグ版と言えるサイ鍋。
甘い割下の味付けにも負けないショウサイフグはさすがだ。
溶き卵に浸けていただくのもすき焼きと同じ。
溶き卵に浸けていただくのもすき焼きと同じ。
イケますよ。

(唐揚げ。)
ショウサイフグの唐揚げ。
中骨ごとブツ切りにして揚げた方が食べづらいものの旨いよ。
我が家で「唐揚げ」と言えば、鶏じゃなくフグと言えるほどの定番メニュー。

(フライ。)
ショウサイフグのフライ。
三枚下ろしにした半身を揚げる。
ホクホクの身は、ソースでもタルタルでも美味しくイケますよ。

(天ぷら。)
ショウサイフグの天ぷら。
三枚に下ろした半身を更に二枚に下ろして火が通りやすくし、カラッと揚げる。
天丼に仕立てても良いね。

(ムニエル。)
ショウサイフグのムニエル。
クセのないフグはムニエル向きと言える。
ふっくらとした身にバターの香ばしさが良いね。

(炒め物。)
ショウサイフグのカシューナッツ炒め。
フグは火を使うと鶏肉に通じる食感になるから思い付いた品。
中華系の味付けが良く合うね。

(しんじょ。)
ショウサイフグのしんじょ。
新たなフグ料理を、と目先を変えるために手間を掛けて仕込んだ品。
上品で旨かったけど、普段の家飯でわざわざ仕立てることもないか。

(揚げしんじょ。)
ショウサイフグの揚げしんじょ。
しんじょを更に手間を掛けて揚げたのがこれ。
間違いなく旨いんだけど、これも普段向きではないかな。

(ブイヤベース。)
特別な時に仕立てるのがブイヤベース。
ショウサイフグだけじゃなくてエビやイカ、アサリなど、魚介の旨味たっぷり。
アイオリソースでいただくと堪らんよ。
〆に仕立てるリゾットも絶品。

(白子ポン酢。)
そして、フグ釣りで春から夏にかけての期間限定の楽しみが、ショウサイフグの白子。
家で白子をこれでもか!と食べられるのは釣りをやればこそ。

(焼き白子。)

(白子の天ぷら。)

(白子フライ。)

(麻婆白子。)
ポン酢で、焼いて、揚げて、更に麻婆に入れて、とトロトロを堪能する。
どれも堪りませんよ。
尿酸値にはくれぐれもご注意を。

(ショウサイフグに感謝。)
これらの料理のローテーションで5年間、ショウサイフグをいただいてきたけど全く飽きませんな。
どんな調理にも応えて期待を裏切らない、フグはオールラウンドに優秀な食材ですよ。
早く食べたいー。
早く釣りに行かせてくれー。
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