goo blog サービス終了のお知らせ 

釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣果はあと一歩でも今期初のアカメフグをゲットする (2021/09/23 ショウサイフグ 野毛屋)

2021-10-11 06:30:00 | 釣り
東京湾のフグ釣りは、おチビの数が出るショウサイフグの「寄り」シーズンが終わり、秋冬のアカメフグ釣りへの移行期を迎えている。

八景沖で狙うこの時期は、ショウサイが深場に落ちる前で、浅場に上がって来るアカメと両方が釣れちゃう。

フグ釣りお休み宣言を1ヶ月で返上して、シーズン初期のアカメに、食味絶品の八景沖のショウサイが楽しみですよ。


(1ヶ月振りの毎度。)

野毛屋さん4:50着で13番目、ギリ宿並びの駐車場に停められた。

釣り座は健船の左舷舳2番目をチョイス。


(右が第十忠丸。)

10号船に乗り込み準備をしていると、隣の舳に収まったのは、いつも異次元の釣果を叩き出す常連さんだ。

横目で盗み見て釣り方を勉強出来るものの、授業料として釣果を取られるのは覚悟せねばならんね。


(潮はこんな感じ。)

健船長が贅沢コースと呼んでるショウサイとアカメの両狙いは、流し釣りになる。
おチビショウサイが獲れるとあれば、カットウの上に普段は着けない胴突きの枝バリを組んで、食わせる確率を上げる。

おチビが無邪気に枝バリに食って欲しいな。


(出船。)

左舷は8名ほどだったか、で出船。

釣り場は八景近辺だからチョイの移動で釣り開始。


(釣り開始。)

通常カットウに枝バリ1本の仕掛けだから、誘い時にいつもより抵抗がある。

タチウオ、アマダイと別の釣りもので1ヶ月間空けた結果はどうだろうか。
手が合わないズレはリセットされただろうか?


(気持ち良い晴天だ。)

暫く誘うとアタリが出るも掛けられない。
何度もスカしてエサをなぶられる。
やはりズレたままなのか?

お隣が獲るのを見るとおチビだから、そもそもサイズ的にカットウに掛けるのが難しいのもある。

アタったら反射的に即アワセないと掛けられないぞ。


(やっと獲れた1匹目。)

遅れても掛からない。
大アワセでも掛からない。

集中して、何度もスカして、ようやくおチビな1匹目が獲れましたよ。

この間お隣は軽く5匹以上は釣ってたね。


(ユキちゃん船も近くで流す。)

ようやくポツポツとおチビショウサイを掛けるようになるも、チラシ仕掛けの人の方が釣れてるようだ。

折角着けた枝バリに食わないんで、胴突きを外してカットウもチラシ仕掛けに切り替える。

チラシはおチビに食われたエサの再利用が出来るから効率的だよね。

チラシに替えて直ぐさま根に掛けた、と思ったら嬉しいゲスト。


(マダコゲット。)

タコ焼きに丁度良いサイズですよ。

その場で絞めて、冷凍ストックのためにチャック付き袋に納めてクーラーへ。

ポツポツとおチビショウサイを獲る中で、型が良いのを掛けた。
突っ込む竿先からゴンゴン伝わる手応え。

これは来ましたよ。
待ってましたの、


(シーズン初アカメ!)

アカメフグ。

久し振りに愛しのアカメに会えましたよ。
中型で食が楽しみだ。


(9:25に5匹目。)

更にツ抜け折り返しの5匹目に再びアカメを揚げる。
2匹あれば家族の1食を賄えるぞ。

ショウサイは刺身に最適のおチビばかりなんで、更に良型のアカメが獲れれば言うことなし。

頑張りますよ。


(気持ち良い釣り日和です。)

ところが、底りから上げ潮に変わったところでパタッと食いが止んで、時速1匹ペースにスローダウン。

そんな中でもお隣はポンポンとショウサイを揚げる。

それは、そこにいるヤツだけじゃなく、確実に周りから寄せて釣ってると思われる。

一席しか違わないのに、この大きなペースの差は腕の差だね。
やはり異次元だ。

フグ釣りは基本的に、誘い上げ、誘い下げ、ゼロテンションのアクションだけ。
横目で見て同じようにやってるつもりでも、こちらには音沙汰なし。

何をどうやったらそんなにフグに訴求出来るのでしょう?
全く分からん。


(青い空、青い海。)

あまりの腕の差にブルーが入りますよ。

健船長やユキちゃんの釣りを見ても思い知らされるけど、いつかはこの境地にたどり着けるのだろうか?

湾フグ釣りは奥深いな。


(至るところがブルーです。)

めげててもしょうがないので、気持ちを奮い立たせて自分の釣りをする。

お隣は更に4kgクラスの大ダイを揚げる。
フグだけでなくタイにも愛されてますね。

こちらはポツポツとおチビを追加するものの、スローペースのままで終了。


(沖あがり。)

結果は10匹。

と、申告したら、捌きの時に健船長から「1匹コモンがいたよ」と言われ、9匹に下方修正。
区別がつかずに虚偽申告して面目ない。

トップはもちろん異次元のお隣さんで驚きの33匹。
トリプルスコアとは。。。


(本日の釣果。)

フグで今年初のツ抜けだ、と思ったところコモン1匹に阻まれた。

どうやらズレはいまだに続いてるようだから、補正するには修練あるのみでしょうか?

次こそはツ抜けたいな。


・ショウサイフグ : 7
・アカメフグ : 2
・コモンフグ : 1
・マダコ : 1
・シロギス : 1
船中:1~33
大潮


🐡

【釣】釣行前記 (2021/09/23 野毛屋)

2021-10-08 06:39:00 | 釣り
最近のフグ釣りでのダメさ加減をリセットしようと、暫しお休みの宣言をして、ここ2回はタチウオ、アマダイと別の釣りものに乗ってきた。

でもね、野毛屋さんで八景沖のショウサイフグとアカメフグの両狙いが始まったとあれば行かねばなるまい。
フグ釣りお休み宣言は1ヶ月で返上です。

釣り味、食ともにアカメフグが好きだし、何よりも八景で釣れる小型のショウサイフグが旨いのよ。
その両方を狙うとあれば行かねばなりませんて。

ショウサイフグが釣れる場所は多々あるものの、これまで食べた中でも八景産のがピカイチ。
その新子サイズとなれば絶品ですぜ。

食のためにも行かねばなりますまい。

リセットが効いてれば良いな。


🐡

【感】ブログ開設6周年

2021-10-04 06:35:00 | 雑感
本日10月4日で当ブログが開設から満6年となりました。

ご覧いただいている方々に感謝申し上げます。


釣りは変わらずに湾フグをメインにしているものの、今年は伸び悩んでおります。

緊急事態宣言中の自粛によるブランクがあったにしろ、今年6回フグ船に乗って、ここまでの累計はたったの26匹。

1回あたり4.3匹というド貧果で、ツ抜けすら出来ていないという釣果までもが自粛状態。

秋からのアカメフグで巻き返しを図りたいところです。


(不調だったショウサイフグ。)

6年目のトピックの1つ目は、リベンジを果たしたトラフグ。

Xデーの好釣果に乗っかって、ようやく念願の大トラをゲット出来ました。


(こちらが大トラ。)

2つ目は、ついこの前揚げた51cmの大アマダイ。

自己記録を大幅に更新したレコード大アマを手にしてご機嫌でした。


(こちらです。)

3つ目は、いまだに先行きが不透明な新型コロナウイルスですね。

2年連続でトピックとして挙げるのは残念でなりませんが、来年こそはここに記さずに済むことを祈ります。


(そろそろ大人しくして欲しいな。)

そうそう、結婚25周年で銀婚式を迎えたことも大きなトピックでした。

銀座で高級寿司を堪能して、この歳での新たな経験は良い刺激になりましたね。


(また食べたいな。)

この6年目で新たな釣りものとしてシロギスを始めました。

投げ釣りでは子供の頃からやっていたものの、船釣りは初。
専用竿を購入したので、今後は定期的に乗って腕を磨きたいと思います。


(こちらがシロギス。)

記録として残していると、ここのところ釣りも釣魚料理もあまり変化がないネタになっていることが良く分かります。

安定のマンネリも悪くはないですが、人生には新たな刺激というスパイスがあった方がピリッとしますね。
時折そのようなものを織り混ぜられればと思っています。


自己の釣行記録を目的に始めた当ブログですが、皆さんにご覧いただくことが励みになり、お陰さまで7年目に突入します。

これからも揺れる心情をつらつらと綴って参りますので宜しくお願いいたします。


🐡

【食】アマダイの昆布締め・酒蒸し・松笠揚げ・ポワレ

2021-10-01 06:03:00 | 釣魚料理
巳之助丸さんでのアマダイ釣行は、51cmのレコードをゲットして満足、満足。

食でも満足感を味わいましょう。


(まな板からはみ出ますわ。)

大アマダイは鱗を着けたままエラと内臓を取り、収納のために頭を落とす。

アマダイは身が柔らかい代わりに骨が硬いのだけど、このサイズの中骨ときたらメチャ硬ですよ。

腹にキッチンペーパーを詰めて、身もくるみ、ラップでぐるぐる巻きにして冷蔵庫で寝かせる。
これで準備はOK。

翌日からいただきます。


(大量だ。)

アマダイの松笠揚げ&ゲストの唐揚げ。

アマダイのウロコをサクサクと、身はホックリといただくのが松笠揚げ。
1/4身で仕立てましたよ。
味は良いけど、このサイズだとウロコが大き過ぎるな。

相盛りのゲストはホウボウ、トラギス、ヒメ。
揚げちゃうと、どれが何やら分かりませんな。
でも、旨し。


(お上品。)

アマダイの酒蒸し。

頭とカマに酒を振り、レンチンしたお手軽バージョン。
ポン酢でいただきます。

はんなりした上品な旨味はさすが高級魚。


左:アマダイの昆布締め、上:キダイの酢締め、右:ホウボウ刺身、下:アカボラ刺身。

刺身の盛り合わせ。

アマダイの昆布締めは水分が抜けたところに昆布の旨味が足されて、上品で旨い。
皆の評判も上々だ。

ホウボウ、アカボラも及第点。
普段味わえる魚じゃないしね。

かみさんはキダイの酢締めもお気に入りだ。
数が釣れたら寿司にでもしたいな。

家庭で味わうには上出来の盛り合わせだね。


(集合写真。)

アマダイのお上品さに花春酒造の生貯蔵酒が良く合うこと。
アマダイは型が獲れれば贅沢な食卓を囲めるね。

更に翌日にもいただきます。


(2日寝てます。)

アマダイの刺身。

今回は締めずに素の刺身で。
日が経って程よく水分が抜けた身は柔らかで旨味マシマシ。
高級と讃えられるのも納得だね。


(これもお上品。)

アマダイのお吸い物。

昆布締めで出汁昆布を使い切ってしまい、アマダイのアラのみで仕立てましたよ。
みょうがを入れてみたけど風味が強すぎたのが反省。
吸い物にみょうがは避けるべきだな。


(参りました。)

アマダイのポワレ。

皮目をパリパリに、身はふっくら焼き上げて、ニンニクバター醤油という最強の味付け。
ソースにはアマダイの出汁を加えてますぜ。
乳化し忘れて分離しちゃってるのはご愛嬌ね。

これが期待以上の旨さでビックリ!
家族皆で大絶賛。
今回でアマダイの実力を最も感じた品だ。

ポワレはアマダイを堪能する最適解ではあるまいか。


(集合写真。)

2日に渡っていただいて、これにてビッグワンは完食。
1匹で満足の6品で味わえたのは良かった。

更に日をあけて、残りの小アマらをいただく。


(最後は焼きで。)

アマダイの若狭焼き。

塩して干してから酒を塗って焼き上げる。
ウロコ付きなんで皮がパリパリですよ。

旨いけど、硬い小骨が気になって食べづらいな。
焼き物ではポワレに軍配だ。

アマダイは良型が獲れれば食の楽しみが広がるね。
おチビだと干すしかないし、数よりも型を目指すべきだろうか。

大型を獲れるのは運だけどね。


🐡