釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】高尾山にハイキングに行ってみる

2024-04-17 05:52:00 | 日記
桜散らしの雨の後は好天が続いて夏日にもなる天気予報。

せっかくの良い陽気だから高尾山に行きたいとかみさんが言う。
自分は高尾山に行ったことがないからオッケーよ。

我が家では年に1回くらい、なんちゃって登山かハイキングに行くことがあるのです。



高尾山口駅を降りると人で溢れている。
ここでも外国人の方々が多いね。

駅舎が世界的建築家の隈研吾氏の設計だから写真に納めようとしても、行き交う人が写り込むから全景では撮れず、微妙な写真になる。



初めてなんでケーブルカーの駅前を散策。

お土産屋さんもあっていいな。
レジャーに来た雰囲気にアガリますよ。


高尾山頂へはケーブルカーは使わずにてくてく登ろうと、トレッキングシューズにザックを担いで装備はいっちょ前だ。

着てるウエアは釣り用のSHIMANOですがね。



登山道は1号路をチョイス。
整地されていて歩き易く、山頂まで100分ね。

天気が良いから歩き始めるとうっすらと汗をかくくらい。
早々に上着を脱ぎましたよ。


登山道の両脇には樹齢を感じさせる大杉が並ぶ。

段々と山の空気に包まれて鳥のさえずりも聞こえてくる。

いいね。



勾配が緩やかだから歩き易いし、登山道にずっと電線が通っているのも高尾山らしいな。



小学生の団体から子供連れの家族、年配の方々まで老若男女が登っている。

そこに軽装の外国人観光客らが混ざって登山とは思えない雰囲気。

このお手軽さも良いね。




ケーブルカーの高尾山駅を過ぎると更に人が増える。
ベビーカーや赤ちゃんを抱っこしているご家族や革靴の人も見かける。

ケーブルカーだと楽にここまでで来れるからね。



かすみ台展望台ではビヤガーデンも営業中。

食事処やお土産屋もあるからここで一息つく。




天狗焼をいただきながら景色を眺める。

ここからは圏央道が見えるよ。




先に進むと「たこ杉」と呼ばれる木があり、その隣には「ひっぱり蛸」の像がある。




開運にあやかろうとなでなでしますよ。



これで今年のタコ釣りは爆釣ではなかろうか。



登り始めて1時間15分で薬王院に到着。




お参りをして御朱印をいただく。



御朱印は眼の前でサラサラと書いていただける。
達筆お見事でした。



薬王院脇の山道を通って行くと頂上まであと少し。

近付くにつれて人が増えていくぞ。



頂上に着くととても山頂とは思えない人の密度。
下界の観光地並よ。



景色を望むと桜と富士山が一望できる。
見事な日本の風景だね。

ケーブルカーでお手軽に来れるから外国人観光客が押し寄せるのも理解できるな。



腰掛ける場所が空いたらすかさず確保しておにぎりを食べる。

観光地のフードコートのような感じだよ。



下山は1号路の途中から逸れて琵琶滝を眺めて6号路に合流。



下山して14:30。

約4時間で戻って来た。



店先で蒸したての高尾まんじゅうをいただいて一息着く。



高尾599ミュージアムも見学して来ましたよ。



高尾山にいる動物の剥製や昆虫、植物の標本があってタメになった。



初めての高尾山は楽しめた。
今度は紅葉の時期に登ってみよう。


🌲

【食】タチウオのユッケ・炙り刺身・塩焼き

2024-04-15 04:57:00 | 釣魚料理
三喜丸さんへのタチウオ修行釣行はやっぱり手強くて3匹の釣果。
F5.5サイズがいるから食には十分ね。

釣行当日は半匹分をさっぱりいただこう。


(久し振りに仕立てる。)

タチウオのユッケ。

クセのないタチウオの身がコチュジャンとごま油に良く合う。

ご飯にも合うよ。

翌日は1日寝かせた身を行ってみる。


(定番ね。)

タチウオの炙り刺身。

F4サイズなものの脂の乗り良し。
皮の香ばしさと脂の甘味が堪らんね。

店でもなかなか味わえない刺身だろう。
F4でこれなら、F5.5サイズを熟成させて味わうのが楽しみだ。


(これも定番。)

タチウオの塩焼き。

塩を振って10分置いて水分を抜き、酒を塗って焼き上げる。
身から染み出た脂で裏面が揚げ焼きになってパリパリになった。

箸を入れると身はフワフワ。
クセのないタチウオの白身は顔に似つかぬ上品さ。
やっぱ旨いわ。

そして満を持して熟成4日のF5.5サイズをいただく。


(こいつね。)

下ろした出刃包丁の刃にねっとり脂が巻き付くほどで、身は白濁している。

このタチウオは全身トロじゃね?
凄いぞ。


(これですよ。)

この身を再度定番2品にして前回のと食べ比べる。


(驚きの炙り。)

タチウオの炙り刺身リターン。

熟成が進んで旨味が炸裂。
もうタチウオじゃなくてノドグロじゃね?と思うほど湧き出る脂と旨味よ。


(この身よ。)

こんな刺身をこの量は外でも食べられないだろう。

釣ればこそのご褒美ね。


(脂が染み出てます。)

タチウオの塩焼きリターン。

焼きあがりにグリルで自身の脂に浸ってた。
分厚い身で食べごたえは十分だけど、フワフワなんで軽い。
毎日でもイケちゃうよ。


(集合写真。)

食べ比べるとF4よりもF5.5の方が脂の量が一段上だ。

冬タチに乗ったのは今季が初だったけれど、この味を知ってしまったら毎年乗らねばならんね。

手強いのを何とか釣るのも好みだし、また乗ろうかな。


🐟

【釣】やっぱり手強い冬タチのジレンマ (2024/03/30 タチウオ 三喜丸)

2024-04-12 05:51:00 | 釣り
フグ釣り休憩中にタチウオの修行を積もうと三喜丸さんへ。

釣り教室でお世話になったばかりなんで2週連続でお邪魔しますよ。

小柴港開門直後の5:30過ぎに到着するとタチウオ船では一番乗り。
左舷大艫に荷物を置いてから駐車場へ向かう。


(朝の小柴港。)

本日は春の陽気の予報だけど朝のうちはひんやりする。
装備を整え、小柴港をてくてく歩いて宿で受付け。
その際、先週いただいたワカメのお礼も伝える。


(2週続けてお世話になります。)

宿で粉から落としたコーヒーをいただいて一息付いてから乗船して準備に掛かる。

左舷は4名、右舷は6名だったか。
大艫は余裕の釣り座ね。


(本日は2号船。)

船上でフロロ4号と10号の逆テーパー仕掛けを作成。
誘いはキビキビじゃなく緩やかが良いだろうから2/0のタチウオバリにハリスは長めの2.5m。

これらは全てフグ釣りのカットウ仕掛け自作道具の転用ね。


(出船。)

ここ数日のタチウオは一層手強くなったそうで急に釣れなくなったらしい。

一説にはイワシの群れをたらふく食べた結果、エサに食いつかなくなったとどこかで読んだ記憶がある。

前日が風で出船してないから事態が好転していると良いのだけど。


(釣り開始。)

海堡に近い浦賀水道脇で釣り開始。

狙うタナは40m前後の5mの範囲。
まずは誘い幅が短いノーテーションフリーフォールで様子見。

待ちを長くして反応を探る。

前回は朝のサービスタイムに素直に食ってくれて立て続けに5匹を獲った。
今回もやる気のあるヤツがいてくれるのを期待して誘い続ける。


(風はそよそよ。)

すると、開始暫くしてアタリが出る。

来たね、来たね、とその場で誘い続けると、間を置かずに食い込みのアタリで竿先が引き込まれる。

アワセをくれてズン!と手応えを感じながら電動オンで巻きに入る。

グングン来る手応えが良いね。


(8:02に1匹目。)

指3.5本分のタチウオをゲット。
船中1匹目をいただきましたよ。

素直に食ってきたからコンディションが良いのか、と同じタナを狙い撃ちして誘うも以降は反応なし。

船中ポツと揚がっているようだけれど散発のようだ。


(タチウオ船団。)

徐々にタチウオ船が集って来て船団を形成する。
他船を見ててもポツというペースのようだ。

誘い幅、待ち時間、巻き幅を色々変えて反応を探るけれど音沙汰なし。

手強いぞ。

ただ巻き、定点誘い、ユラユラ、シェイク、放置。
何をやっても音沙汰なし。

魚探に反応は出ているそうなのでタチウオはそこにいるはず。

やる気がないのね。


(集まってます。)

他船ではエサ釣りよりもジギングの人に掛かっているように見える。

リアクションで食うのかな。

やれることを一通り引き出しから出し切ったから、迷い道に入る前に信じる誘いでそれに反応するヤツを狙うことにする。

小さめのノーテーションフリーフォールでリールの巻き幅1/4、待ち時間5秒の誘いを繰り返す。

でも、胴の間の人が置き竿でキーパーに放置していてポツとタチウオを揚げているのを見ると迷いが出るよ。

しかし、修行目的なんで何もせずに置き竿放置で釣っても意味がない。
たとえ釣果を犠牲にしようと「釣った」を優先するぞ。


(快晴で気温も上がって来たよ。)

気持ちを強く持って誘い続けると、ハリス切れ、掛け損じ、食い込みまで行かずなど、あと一歩にアジャストできない。

たまの反応をモノにできないとダメージを食らうし、迷いも生じる。

それでも信じる誘いをネチネチ続けていると、触りが出る。

おっ!と反応してその場で誘うとアタリが出る。

誘いを入れてからこの5秒の待ち時間がドキドキよ。
次のアタリが続くのか?
これで途切れてしまうのか?

食え!食え!

念じながら誘い続けていると、グンと竿先が突っ込む。
食った!

アワセをくれるとズドン!
これは型が良いぞ。

電動の巻きが緩まり竿が引き込まれそうになる強い引き。
F5(指5本)サイズではなかろうか。
脂ノリノリの炙りを楽しめるぞ。

水面から一気に抜き揚げる時の重さが違うよ。


(10:20に2匹目。)

F5.5の良型だ。
これは紛れもなく「釣った」1本。

この1本が獲れたら満足よ。
きっと脂ノリノリでしょう。

炙りに塩焼きとタチウオを握りしめながら食べることを考えちゃう。


(カモメが集ってる。)

ここから更にアタリが遠退き、たまの反応もハリス切れやバラしでモノにできない。

誘いは小さめのアクションの2パターンを繰り返し続けている。
決して置き竿にはしませんよ。

あがり時間が迫って来て、今日は2本でいいかと諦めかけた時、久し振りに触りが出る。


(船団は形成継続。)

そこで止めるとモゾッと居食いしているような気配。

軽くチョンと誘いを入れて待つと、再びモゾッと気配。
これは完全にその場で居食いしているな。

居食いだとアタリには発展しないだろうからどこかでアワセねばならん。

早ければスカすし、遅ければ飲まれてハリスを切られるかもしれない。

ドキドキしながら送り気味にしてモゾモゾの気配が続いているのを確認。

そろそろかと意を決してアワセを入れると手応えあり。
掛けた!

電動オンで巻き揚げて久し振りにゲット。


(13:46に3匹目。)

F3サイズだけどドキドキの末に掛けた納得の1匹ね。

直ぐに同じタナに打ち返してネチネチ誘ってみるものの、ここまで。

沖あがりを迎えた。


(沖あがり。)

結果は3匹。

アタリがあった半分も獲れなかった。

誘わない方が良かったのかもしれないけれど、やる気がない冬タチに積極的にアプローチする方法もあるような気がする。


(追ってくるカモメたち。)

これと言うひとつの正解がある訳じゃなくて、渋い冬タチをその気にさせる大まかなパターンがありそうな気がする。
ぼんやりとした感覚ですがね。

また修行に乗るかもしれん。


・タチウオ : 3
船中0〜10
小潮


🐟

【感】3年振りの晴天でのお花見

2024-04-10 05:55:00 | 日記
暖冬から早咲きかと言われていたところ、気温の乱高下で結局開花は4月にずれ込んだ今年の桜。
おかげで晴天の週末に花見ができる。

昨年、一昨年と雨降る中で独りで花見だったけれど、今年は快晴で気持ち良く散歩がてらかみさんと連れ立ってのお花見よ。



地元の川沿いの桜並木は人通りが多くて、桜の下でシートや椅子を並べて飲食しつつ花見を楽しんでる人たちもいる。

ポースを決めて記念撮影している中国の方々もいた。
観光客なのかな?



満開かと思いきやピークをちょい過ぎたようでチラホラと葉が見える。

それでも十分に綺麗よ。



毎年の定点ポイントで撮影。

橋の上の撮影スポットになるから順番待ちになる。



撮影スポットから折り返して対岸側を戻る。



鳥のさえずりが聞こえてくる中、はらはらと舞う花びらが綺麗だ。

ぽかぽか陽気に桜を見ると春を実感するね。



毎年同じところで観賞を続けていると一年の節目を感じるな。



家に帰ってから桜餅を買っていないことに気が付いた。

今年は団子より花が勝ったお花見だったのね。


🌸

【釣】釣行前記 (2024/03/30 タチウオ 三喜丸)

2024-04-08 05:53:00 | 釣り
野毛屋さんがトラフグシーズンに入ってるんで休憩中のフグ釣りに代わりここ最近の釣行は、アジ→タチウオ→アマダイ→アジと来た。

したら次はタチウオでしょう。

冬タチの脂ノリノリの炙り刺身がまた食べたいし、釣りの経験値も積みたい。

タチウオは相模湾が好調で深場で釣れ盛る日があるようだけど、簡単に釣れてはつまらない。

前回手強さを実感した冬タチの修行にあえて東京湾を選びますぜ。

思い込んだら試練の道を行くが男のど根性ですよ。

型を見れればそれで良し。

誘いに目もくれないタチウオを、あの手この手でその気にさせて食わせたい。
少しでも冬タチの修行を積みたい。

ドンと行ってきます。


🐟