8月30日の交通事故以来、散歩の出来ない日が続いたがどうやら痛みもやわらいだ。東の空が明るい。涼しい風も吹いている。思い切って散歩を再開した。
ゆっくりと団地の周囲をまわる。
久しぶりの散歩で何か付近の風景が変わったような気がする。柿の実もすっかり色づき、たわわに下がっている。心持周囲の木々も色づき始めている。小さな坂では息切れしそうになったがどうやら大丈夫。小学校の通学路にさしかかると、小さな子どもたちから「おはようございます」と元気な朝の挨拶をいただいた。こどもたちとは夏休みが終わってから初めての御面会。
散歩の途中いつも短い会話を交わす交通整理のおじさんが「お久しぶりですね」とニコニコあいさつされた。散歩の途中、行きあう人と交わす短い朝の挨拶で、急に自分が若返ったような気分になった。
交通事故のおかげで、朝の散歩がこんなに楽しいことだと初めて知った。健康であることが大切だということも実感できた。
朝のラジオ体操、それと朝の散歩。これからも欠かさず毎日続けることとしよう。交通事故には最大の注意をはらいながら。