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太平洋戦争開戦の日に思う

2016-12-08 16:42:40 | 日記

 75年前のきょう、太平洋戦争が始まった。まだ6歳だった幼い私だが、その日の夜のことをかすかに覚えている。薄暗い裸電灯の下でラジオから勇ましい軍歌がながれていた。

  真珠湾攻撃が行われた日でもある。安倍総理は月末にオバマ大統領と連れ立ちホノルルを訪問するという。戦争の爪痕は深い。お互いに今を見つめ合い、平和な日々を迎えることを国民は歓迎する。

 朝日新聞の「天声人語」に、「75年前のきょう、日本の株式市場は大きな盛り上がりを見せた」とある。当時の賀屋興宣蔵相が心配していたのは開戦にともなう株価の下落だったそうだ。当時の朝日新聞には「さながら現状打破を歓迎する国威発揚相場の感があった」とある。

 時代は巡る。アメリカの大統領選挙だ。トランプさんが当選すれば、円は上昇し1ドル95円を切るだろうといい、株価は大幅に下落するとの予想だった。ところが、トランプさんショックとでもいおうか、大幅な円安となり、株価はきょうも急上昇をつづけている。

 ニュースを見る限り開戦の日と似かよった株高や円安の動きに、何か不気味さを感じるのは私だけだろうか。

 安倍総理は絶対的な数のおごりか、問題無用。野党の反対を押し切りTPP法、年金改正と強行採決を繰り返している。カジノ法案については十分な審議も行わず、きょうにも参院で強行採決しようとしている。

 国民の偽らぬ声を真摯に取り上げる政治をお願いしたいものだ。