毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

小さな庭でもみじ狩り

2016-12-10 11:42:27 | 日記

 我が家の小さな庭に紅葉の季節がやってきた。師走に入って冷え込みが激しく、カエデの葉がいっせいに真っ赤に染まった。

   

 NHKBSの今朝の放送は、全国の鉄道に乗って日本の魅力を再発見する「ニッポンぶらり鉄道旅」。訪れたのは京都嵯峨野のトロッコ列車と、見ごろを迎えた真っ赤な紅葉。世界遺産に登録されている仁和寺の五重塔。真っ赤な紅葉のきれいなこと、映し出される荘厳ともいえる五重の塔の映像に、思わず時間を忘れ見とれてしまった。

 一方、今朝の新聞は、熊本市西区島崎にある「叢桂園」(そうけいえん)の紅葉が見ごろと、大きな写真を載せていた。九州はまさに紅葉の季節真っ盛りというところ。

 小さな庭のまっかな紅葉も捨てたものではない。年を取るにつれ徐々に体力の衰えを感じている老人夫婦、我が家の庭を旅するのも風雅なものだ。


太平洋戦争開戦の日に思う

2016-12-08 16:42:40 | 日記

 75年前のきょう、太平洋戦争が始まった。まだ6歳だった幼い私だが、その日の夜のことをかすかに覚えている。薄暗い裸電灯の下でラジオから勇ましい軍歌がながれていた。

  真珠湾攻撃が行われた日でもある。安倍総理は月末にオバマ大統領と連れ立ちホノルルを訪問するという。戦争の爪痕は深い。お互いに今を見つめ合い、平和な日々を迎えることを国民は歓迎する。

 朝日新聞の「天声人語」に、「75年前のきょう、日本の株式市場は大きな盛り上がりを見せた」とある。当時の賀屋興宣蔵相が心配していたのは開戦にともなう株価の下落だったそうだ。当時の朝日新聞には「さながら現状打破を歓迎する国威発揚相場の感があった」とある。

 時代は巡る。アメリカの大統領選挙だ。トランプさんが当選すれば、円は上昇し1ドル95円を切るだろうといい、株価は大幅に下落するとの予想だった。ところが、トランプさんショックとでもいおうか、大幅な円安となり、株価はきょうも急上昇をつづけている。

 ニュースを見る限り開戦の日と似かよった株高や円安の動きに、何か不気味さを感じるのは私だけだろうか。

 安倍総理は絶対的な数のおごりか、問題無用。野党の反対を押し切りTPP法、年金改正と強行採決を繰り返している。カジノ法案については十分な審議も行わず、きょうにも参院で強行採決しようとしている。

 国民の偽らぬ声を真摯に取り上げる政治をお願いしたいものだ。  


「福岡国際マラソン」がんばった川内選手

2016-12-04 09:45:59 | 日記

 来年夏にロンドンで開かれる世界選手権代表の選考会を兼ねた福岡国際マラソン選手権大会が、小雨の降る中で開かれた。ここ数年、優勝は外国勢に占められているため、日本勢の活躍を期待しながら、テレビの前での応援だったが、残念なことに今回もまた外国選手に優勝をさらわれた。

 日本選手の最高は見事な走りで3位に食い込んだ公務員ランナー川内選手。先月12日の練習で右ふくらはぎを痛め家族の反対を押し切っての出場だったそうだ。3位とはいえよく頑張った。大いに称賛したい。記録は世界選手権代表の派遣設定記録にわずかに及ばなかったため、代表内定はお預けとなったが代表の有力候補であることには違いない。

 日本選手の2位は一般参加ながら4位となった黒崎播磨の園田隼選手。熊本地震で甚大な被害を受けた熊本県西原村の出身。「僕が走ることで、みんなが笑顔になればとの思いを込めて走った」と、走り終わった園田選手の笑顔がテレビに大きく映し出された。

 


法事の前に朝の散歩・消えていたバス停

2016-12-03 20:55:13 | 日記

 城南町の兄の家で行われる亡兄の3回忌の法事のため、朝早くバスに乗った。我が家から城南町の兄の家までは約20キロ。城南町には市内中心部の交通センターでバスを乗り換えないといけない。

 バスは、城南ゆきと甲佐ゆき、2系統の路線がある。どちらの路線でも停留所から兄の家まではかなりの距離がある。城南のバス停からは約4キロ、当然タクシーに頼ることとなるが、甲佐行きで北原バス停に降りると兄の家まで約1キロ、当然徒歩となる。

 交通センターの時刻表を見ると9時5分発と9時15分発があった。師走とは思えぬ暖かい小春日和にめぐまれ、少し歩くのもよいかと甲佐行きに乗ることに決めた。

 市内を出るとのどかな田園地帯が広がる。約1時間のバス旅。気も晴れ晴れというところだったがそのあとがいけない。

 北原バス停の近くになったが、バスはいつものルートと違う所を走っている。次の停留所は田原とアナウンスがあった。兄の家の近くでもバスは止まらない。あわてて降車ボタン押した。バスはそれから2キロ近くは走っただろうか。止まったのは甲佐町と城南町の境にある5差路、タクシーどころか人影もない。バスの運転手さんに「北原には止まらないのですか」と尋ねると、北原はあちらですと指をさされた。

 時計を見ると10時少し前。どうすればよいのか呆然となった。兄の家までどのくらいあるのか想像もつかない。ところが〝うちの奥さま”サッサと歩き出した。一緒になっていそいだいそいだ。北原バス停の近くを走る高速道路の白いガードレールがやっと見えた。時計の針は10時40分過ぎをさしている。

 息を切らせながらどうやら11時の法事に間に合いほっと一安心。「大変な朝の散歩だったね」と〝うちのおくさま”とホット顔を見合わせた。法事の日の大いなるハプニング。今日の主役の亡兄が、腹を抱えて笑ったことではあるまいか。

 義姉の話では、北原バス停の手前の高速道路にかかる橋は、地震で崩落していて通行できなくなっているそうだ。そういえば城南町の地震の被害はひどかったようだ。兄の家の倉庫には危険の札が張ってあった。隣家は全壊したという。

 

 

 


冷たい師走の風が吹いてくる

2016-12-01 09:42:04 | 日記

 今日から師走。師走の風は何となく冷たく感じる。お正月がくる。年末にしなければならない仕事は多いのだが、何をしようかと迷ってしまう。

 熊本地震では、幸いなことに大きな被害を受けなかったものの、築50年の木造住宅、いたるところに傷ができている。大工さんに簡単な修理だがお願いしたのだが復興工事などで忙しいのだろう。なかなか修理においでにならない。庭の植木もにぎやかなことこの上なし。いつも剪定をお願いしている植木屋さんに8月初めに剪定をお願いしたが、自宅が地震で大きな被害をうけたそうで、今もっておいでいただく目途が立たない。どちらも年内には何とかしていただきたいものだが無理なようだ。

 何年も放置してきたため古くなった畳の表替えもやっておきたい。何枚かある障子や網戸。ささやかな年金でのやりくりには頭がうずく。毎年楽しみにしている年賀状の名簿整理がやっとできた。

 なんと師走の気ぜわしいことだろう。