アクネドート ロシア小噺

　ロシアには、昔から小噺（小話）が国民に浸透しています。
その背景には、一般庶民が政治など行政に対して「不満・不平」を、公然と言えない事情も有った事です。
帝政時代・共産党（ソ連）時代　独裁国家が形成されていた事も大きな理由でした。
当時、政治批判は「政治犯」として投獄されていた時代でもあります。
そんな中、庶民は「アクネドート・小話」を話す事で精神的な開放を求めていました。
　日本でも過去に言論の自由を阻害されていた時代があった。

　日本も、小噺は古くから庶民に親しまれて来ています。
「面白い・誰でもわかる・冗談・笑える」が、基本の様です。
言論の自由が発達していない時代には、その傾向が顕著に見られます。

　例として
　オバマ米大統領が神に尋ねた「神よアメリカ経済はいつ良くなりますか」
　　　　　　　神は答えた「貴方の任期中に良くなる」
　プーチンロシア首相が神に尋ねた「ロシアの経済はいつ良くなりますか」
　　　　　　　神は答えた「貴方の任期中は無理だ」
　麻生日本首相が神に尋ねた「日本の経済はいつ良くなりますか」
　　　　　　　神が答えた「私の任期中は無理だ」