木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

久伊豆神社の大榊

2006-03-25 11:05:44 | 

東岩槻駅から歩いて30分ほどのところにある久伊豆神社の境内に高さ13m、樹齢約400年の埼玉県指定文化財(天然記念物)の榊(サカキ)があります。
樹齢約400年とわかっても、普通の太さの、すらりとした木なので、風格のようなものがない。だから、ありがたさというか、ここまで育ってきた歴史みたいなものが、感じ取れないのが残念である。観察力の不足かもしれません。この木を凄い木だと感じ取れるよう、がんばりたいと思います。
ところで、榊を広辞苑で調べたところ、(さかいのき)神域の境界に植えた樹木。とありました。なぜ、この木が神域の境界を植えることに選ばれたのでしょうね。
この木に魔よけの霊力でもあるのでしょうかね。

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玄奘三蔵の像

2006-03-19 10:53:06 | 

上の写真は、玄奘三蔵霊骨塔の脇に立つ三蔵法師の像である。西遊記に出てくるイメージと程遠い姿である。二宮金次郎を思い浮かべてしまう。背負っている籠の中に経典が入っているのでしょう。また、笠から何かがぶら下がっています。なんでしょうか、線香でもたいているのでしょうか。何か違和感があります。インターネットのフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でしらべたところ、この像の元となった絵が掲載されていました。この絵を元にして像が作られたのでしょう。
ウィキペディアは、本当に素晴らしいものですね。
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玄奘塔(玄奘三蔵霊骨塔)

2006-03-13 19:30:34 | 散歩
東武野田線の東岩槻駅から徒歩40分、坂東第12番札所、慈恩寺の東南300メートルのところに、西遊記にでてくる玄奘三蔵の霊骨塔があります。世界史の教科書に登場するような、偉大な人物の霊骨が日本にあることが信じられません。伝説で、本物ではないだろうと思ったのですが、調べたところ、昭和17年、南京駐留の日本軍がたまたま土木作業中に発見し、そして、慈恩寺の東南の地に分骨されたものだそうである。名目は分骨となっているが、掠奪したようなものかもしれない。当時は日本軍に逆らうことはできないだろうから……。
でも、あちこちに仏舎利の塔があるように、どんどん分骨して、三蔵法師を祀るのはいいことかもしれない。
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筑波山の手乗りスギ

2006-03-07 14:38:39 | 
筑波山の山頂から筑波神社に下る登山道の途中におかしなスギを見つけました。一瞬、錯覚かと思いましたが、違いました。写真を良く見てみると、枝の上に木が生えています。倒木更新のようなものなのでしょう。しかし、これだけ大きく成長できるのでしょうか。十分な水分を根から吸い上げるには無理だと思います。ということは、根が親のスギに融合しているのかもしれません。でも、こんなに大きく成長できるのが、とても不思議です。隣に枯れてしまったスギもあるところをみると、いつか枯れはじめるのかもしれませんね。
コメント (2)
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