木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

川崎市、瀋秀園の太湖石(その2)

2011-08-17 14:29:16 | 散歩

 写真は瀋秀園の中にある太湖石(たいこせき)です。美しくもない、穴だらけの石を、貴重なもののように台座の上に鎮座している。奇妙な形をしてはいるが、鑑賞するほどのものではないような気がするのだが、中国では貴重なものなのであろう。それで、この太湖石について調べてみました。
 ウィキペディアによると「中国の蘇州付近にある太湖周辺の丘陵から切り出される穴の多い複雑な形の奇石である。かつて内海だった太湖の水による長年の浸食によって石灰岩には多くの穴が開き、複雑な形と化した。中国各地の庭園で鑑賞や瞑想などのために置かれている」と、なっていました。
 瞑想するなんて、凄く面白い発想ですね。板の天井の渦巻く木目を見ながら瞑想するような感じなのですかね。複雑な形をした木の根っこの切り株を磨いた置物がありますが、その感覚と似たものを感じますね。
 日本は余白を大切にし、中国は余白を埋め尽くす、太湖石は、そんな価値観の差を感じさせるものなのかもしれませんね。
 太湖石の画像検索をすると、面白い形のものがたくさんありました。
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川崎市の瀋秀園(その1)

2011-08-15 13:57:25 | 散歩

 暑い日が続き、遠出する元気が出づ、ブログに載せる写真が撮れません。そんなわけで、今年6月に川崎大師に行ったとき、そこから徒歩5分ほどのところにある瀋秀園の写真です。この庭園は15分もあれば見廻れるくらいの大きさですが、中国庭園とはどんなものか知りませんが、日本庭園とは明らかに違う雰囲気があり、意外に面白いものがありました。その写真は次回のブログに載せます。掲示板の説明によると「瀋陽市から友好都市提携5周年を記念して寄贈された。面積4300㎡で太湖石を主景とした閉鎖的な空間と、池を中心とした明るい開放的な空間からなり、滝、石、築山、樹木など四季の色彩の変化に富む景色を楽しみながら橋と園路により庭園内を回遊できるようになっております。」などと、いろいろと詳しくかかれていました。
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