とある山道を歩いていたら、今まで見たことも無い大きな花が咲いている場所に出会いました。道に沿って30mぐらい続いているでしょうか、この植物の群生地といっていいでしょう。
この植物の名前を調べたら、準絶滅危惧種の「ヤマシャクヤク」でした。そんな貴重な植物の群生地を見られたのは驚きでした。さらに花の時期も1週間ぐらいだそうで、本当にいい時期に登ったと思いました。
花の中にゴマ粒よりも小さな羽虫が、めしべの周辺に数百匹たかっていました。花をゆすぶると、白い花びらの上にスプーンでゴマをすくったような状態になり、さらに花をゆすぶって、虫を追い出してから写真に撮りました。花の中にはまだ数匹虫が居るのが分かると思います。
この貴重な植物のある場所は、マナーとして人に教えるべきでないと思いますので、伏せておきます。