木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

いつか洪水で流される木?(その3)

2005-09-26 22:10:17 | 
写真は、左側が常磐線、右が東武線の鉄橋です。偶然、中央に生えたのだろうか。あまりにも整いすぎた場所に生えている。
木はトウネズミモチで、河川敷に生育するような木に思えない。
手前に見える青い箱型のものは、ホームレスのホームです。トウネズミモチの下にもホームが隠れてあります。この一画には10軒ぐらいあるでしょうか。この状態は何年も続いています。台風が来ても水位はほとんど上昇しないので、住み続けていられるのです。しかし、この異常気象です。いつか大量の雨が、これらを呑みこんでしまう日が来るかもしれません。
さて、この間、明治神宮の隣にある代々木公園を歩いたのですが、その一画がキャンプ場かと思うほど、青いシートで囲われたホームレスのホームがありました。100戸ぐらいはあるでしょう。都内の大きな公園では、数の多い少ないはありますが、よく見る風景です。こんなにたくさんホームレスを産み出す社会って、何なのでしょうね。
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いつか洪水で流される木?(その2)

2005-09-18 19:16:12 | 
電車内から河川敷に立つこの木を見るたびに、何の木だろうと思っていました。そこで、調べてみました。右側に一部分写っている木は(その1)で撮ったエノキです。
電車内から見ると、鉄橋周辺は葦原で、水色のシートで作られたホームレスのホームがいくつか散見できる。この木の横にもあり、近づくのに少し気が引けましたが、声をかけて観察させてもらいました。
大きな木の実がなっており、この特徴から、オニグルミだと判りました。川沿いに良く自生している木だそうで、種子が流れ着いて、ここで芽吹いたのでしょう。実は食べられるのですが、とても堅く中身を取り出すのが大変だそうです。
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いつか洪水で流される木?(その1)

2005-09-14 22:17:36 | 
写真の木は、荒川の河川敷に立つエノキです。後方の鉄橋は、東武線の北千住と小菅の間に架かる鉄橋、更にその後方にある鉄橋は常磐線のものです。上方が上流、そんな場所に立つエノキです。
この河川敷に木を植える人はいないだろうから、種子を鳥が運んだか、川に流されてきたものか、運良くここで芽吹き、ここまで大きくなった木だと思う。
 最近、荒川の管理が良くなされているせいか、台風が来ても水位はほとんど増減しない。そのお陰でこれだけ大きく育つことができたのであろう。しかし、最近の異常気象を考えると、水位が急上昇して流される可能性が高くなっているような気がする。
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御岳山の茅葺きの家(馬場家御師住宅)

2005-09-07 17:01:51 | 散歩
御岳山の茅葺きの家
滝本の大スギのつづき。御岳山山頂付近は、宿や民家などがたくさん集まっており、土産物屋などもあります。そんな中で、美しいたたずまいの茅葺きの家がありました。屋根には目に鮮やかな緑の草がはびこっているところも面白く、写真を撮りました。入口近くに、この家を解説した掲示板がありました。それには
 馬場家御師住宅
 馬場家は甲斐武田氏の重臣馬場美濃守の流を汲む家柄と伝えられ、万治2年(1659)1月に死去した左衛門を初代とし、代々武蔵御嶽神社の御師(おし 神職)を世襲してきている。
 現存する家屋は、馬場家十代目当主駿河が、幕末の慶応2年(1866)に、その「寵愛」する妻 茂よのため妻の実家である須崎家を模倣して建てたと伝えられている。
 建物は桁行7間(約12.7m)・梁間5間(約9m)・入母屋造り、茅葺き、平屋建て(一部2階)、5間取り、千鳥破風玄関付で、工匠は多摩郡沢井村の滝島河内。
 建物の内部は御嶽神社に参詣する信者のための宿坊や祭式の設備が整えられ、客室には書院造り風の座敷飾りなどが施され、御師住宅の完備した姿を表している。
 建築年代も明らかであり、幕末期の御師住宅を知る上で建築史上貴重な建物である。
 と説明されている。
建物の形の美しさ、重量感、いい感じである。現代の四角い味気のない住宅と比較すると、昔の方が美的感覚、建造物に対する意識は優れていたように思える。
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滝本の大スギ

2005-09-01 09:12:41 | 
滝本の大スギ
JR青梅線の御岳駅から徒歩30分、バスで10分ほど、滝本(御岳登山ケーブル)のすぐそば、御岳山登山口の鳥居をくぐると、すぐ前に大スギがある。青梅市天然記念物で推定樹齢350年、高さ45mとのことである。この登山口から山頂付近まで、スギの並木が続き、なかなか大きな木々を見ることができる。
御岳山は日本武尊(やまとたけるのみこと)の創始と伝えられており、歴史のある山である。山頂近くにはたくさんの宿があり、土産物屋もあり、ケーブルカーを使えば誰でも登れる山である。
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