丸塚古墳から徒歩20分ほどで天平の丘公園にでる。東北本線小金井駅から、徒歩1時間ほどのところにある。ここには下野国分寺、国分尼寺跡、民俗資料館,しもつけ風土記の丘資料館などいろいろな施設もあり、薄墨の桜、それと八重桜がたくさん植えられていて、その花の咲く4月中旬から下旬にかけて人がたくさん集まるそうです。この公園の端にひっそりと紫式部の墓といわれるものがある。それが上の写真です。解説によると
「この塔は五輪の塔で鎌倉時代の様式であり、この地方の豪族が供養塔として建立したものと言われています。同じ様式の塔が数多く建立されたものと思われ、ここより約1㎞北にある国分寺薬師堂のそばにもあります。はじめ姿川沿いにありましたが、明治初期にここに移されました。この付近は『紫』という地名であることから、源氏物語の作者である紫式部の墓と、言われるようになったと思われます。」と、なっています
国分寺薬師堂にある供養塔のほうが、どっしりとして迫力があります。