木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

岡本太郎の「若い時計台」

2007-05-11 14:11:02 | 
銀座、数寄屋橋公園にある「若い時計台」である。「太陽の塔」の先駆けとなる作品である。
岡本太郎の「今日の芸術」という本を読んで、芸術のとらえ方、新しい視点を教えられ、彼の書いた本をたくさん読みあさった時期がありました。とても素晴らしい文章で、説得力があります。また、情景描写も芸術家の視点であるのか、とても感心してしまう文です。
特に縄文土器の美の発見は岡本太郎の業績です。
岡本太郎が提唱した、芸術は、きれいであってはならない。心地よくあってはならない。うまくあってはならない。という芸術3原則は、逆説的でとても面白い意見ですが、現在の私の心境としては、心地よく、うまい絵が好きです。きれいな絵は面白くないですが、美しい絵は無条件でいいものです。美しいときれいは全く別次元のものだと岡本太郎は言っています。私もそうだと思います。
コメント
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