新潟県の岩室温泉に泊まり、多宝山、弥彦山、弥彦神社と歩いて見ました。冬に来たので、雪のためケーブルカーで弥彦山に登りましたが、実際どんな山道なのか知りたく、歩いてみました。いい景色はのぞめるのですが、 佐渡島が霞んではっきり見えないのが残念でした。
岩室温泉からしばらく歩いたところに写真の種月寺がありました。説明によると
「福地山種月寺は、道元の法流にあたる南英謙宗が、1446年、越後の守護上杉房朝の援助によって建立した。
その後、この地の豪族小国氏の外護を受けて栄え、つねに多くの雲水たちが、修業にはげんでいた。現在の本堂は、1699年の改築で、山門は、1857年の建築である。
村上の耕雲寺・塩沢の雲洞庵・村松の慈光寺と並んで、曹洞宗越後四大道場として有名である。」と、なっていました。
なかなか端正なたたずまいで、こじんまりとした小さなお寺ですが、歴史を感じさせる建物だと思います。また庭に銀木犀の巨木がありました。金木犀より、匂いは弱いですが、こちらのほうが仄かで、好きです。