木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

白井差から両神山へ

2010-11-27 09:22:21 | 自然

 白井差から両神山を登るのが一番楽なコースですが、そこは私有地のため、前もって予約して、環境整備代として1000円が必要です.そうしないと、沢山の登山者がおしかけて、道が荒れてしまうためだと思います。
 このコースのもっとも気持ちいい場所が、ブナ平と呼ばれる周辺です.程よく木々が並び、適度な明るさと、遠くが見通せる、いつまでも、とどまっていたい場所です.上の写真では、そこの良さがあまり出ていませんので、ブログに載せるつもりはなかったのですが、とても興味深い話がしたかったので投稿しました.
 この土地の所有者の方に「この場所に住むようになったのはいつ頃からですか」と尋ねましたら「伝説では、鎌倉時代らしく、室町時代に住んでいたことは、ハッキリしている」とのことでした.こんな山奥に鎌倉時代から生活していた。平坦地がないから農業はできず、集落をつくれない、自給自足、狩猟採集生活の環境である.なぜこんな厳しい環境の場所に人が生活するようになるのだろうと考えました.そこで思い至ったのが平家の落人です.源平合戦に破れた平家が、山奥に逃げ、隠れ住んだ里。そんな場所が全国に散らばってあります.そんな平家の落人の一家が住むようになったのではないかと思いました.
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両神山山頂(1724m)からの眺め

2010-11-20 19:53:16 | 自然
 
 東京の近郊にありながら、交通が不便なため、なかなか登れなかった両神山。百名山なので、登ってみるかという気分で行きました。
両神山山頂は岩場で狭く、15名ぐらいで満員状態になってしまう。登山者が多い時は、山頂に立つために、並ばないといけなくなるでしょうね。その山頂からの眺めです。日光方面の山々が樹木で遮られて見えませんが、270度ぐらい見渡せます。富士山も望めました。
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神怡館の鉄牛・鉄人

2010-11-14 13:51:18 | 

 両神山に登るため国民宿舎両神荘に泊まったのですが、その隣の建物がとても立派で珍しいものでした。平成4年、埼玉県と山西省の友好締結10周年を記念した建物、神怡館(しんいかん)です。私が行った日は休館日で入ることができませんでした。博物館のようなものなのでしょうか、山西省を中心とした中国文化を紹介しているそうです。
http://www18.ocn.ne.jp/~ogano/shenyi.html
入口の左右に鉄人・鉄牛、合計4体の像が置かれていました。その左側を撮ったものです。説明によると
「山西省南部黄河沿岸、永済市 古蒲津渡遺跡(唐代)で、地下6mの地中から発見されました。出土地点は、山西省から唐の長安へ通ずる重要な渡河地点です。黄河の両岸にこのような鉄牛・鉄人を置き、鎖を張ってたくさんの船を繋ぎ留めておきました。人々はその船の上を歩き、黄河を渡ったといいます。」と、書かれていました。
 どっしりとしていて、迫力のある牛ですね。唐代の文化の凄さを感じますね。
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高妻山2353m(日本百名山)

2010-11-04 11:10:04 | 自然

写真は、戸隠山から一不動避難小屋へでる稜線上から撮ったものです。シャープな稜線が、男性的な感じで、危険な山のような気もするが、歩きやすそうな感じもする。ただ、あすこまで出るのが、きついかなとも思わせる。キャンプ場から歩き始めて、往復7時間ほどだそうです。かなり見晴らしのよさそうな山ですね。
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