木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

日本で最初に植えられたユリノキ

2005-07-28 10:24:57 | 
 新宿御苑のユリノキは、明治9年頃、日本で初めて植えられたものだそうで、明治40年頃、採取された種子から苗木がつくられ、全国に広まったと説明されている。つまりこの木が日本のユリノキのルーツということになる。高さ35メートル、樹齢100年以上、御苑内で一番高い木だそうです。樹齢100年以上ということは、明治9年に植えられた木ならば、樹齢150年くらいになるから、最初の木は、残っていないのだろう。
 サボテンの月下美人も、やはり一つの株から、全国に広まったと聞いている。外来植物を調べれば、ルーツをたどれる植物はたくさんあるだろうと思う。明治以降に渡ってきた木は多いから、その最初に植えられた木が残っているか、いないか、捜せば有るかもしれない。
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加波山のシダレザクラ

2005-07-21 15:33:44 | 
加波山のシダレザクラ
加波山は標高709メートル、筑波山の北側にあり、修験者の禅定場がある信仰の山である。そのせいか、自然が良く残っている。しかし、いい石が採れるので採石場があり、麓は石屋さんの町の様相である。
 下館駅、岩瀬駅からバスにのり、真壁で降り、3時間ほどで登れるが、岩瀬駅から、雨引山、燕山、加波山へと、約4時間ほどでたどりつけた。加波山山頂より少し下に加波山神社があり、そこに推定樹齢350年、高さ13メートルのシダレザクラがありました。4月20日頃が開花時期だそうです。写真からは、どう見てもサクラの木にみえない。いつかサクラが咲いた頃見に来たいものです。
加波山をくだり、丸山山頂にでると、2基の巨大な風力発電機が回っていました。間近で見るのはこれが初めてで、風が弱く、ゆっくりとまわっており、迫力はなかったのですが、台風の時はどのくらいのスピードで回るのか見てみたいと思いました。
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徳川家光の植えたイチョウ

2005-07-13 21:29:52 | 
東京、芝の増上寺の東照宮にあるイチョウは徳川家光が植えたと伝えられる。東京都指定天然記念物で、高さ約20メートル、目通り幹周囲6.5メートルと立札に書かれていた。その通りなら樹齢360年ほどとなる。
イチョウはあちこちに巨樹があるので、見てありがたい感じはしないのであるが、家光が植えたという伝説を聞くと、なんとなくありがたい感じがする。
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街路樹より成長したカラスザンショウ

2005-07-06 22:04:37 | 
上の写真は池袋の芸術劇場の近くで撮ったものです。写真では少し分かりづらいのですが、中央で茂っているのが街路樹のトウカエデで、左右に大きく葉を茂らせているのがカラスザンショウです。名前の由来はカラスがこの木の実を食べることから来たそうです。実際、この木の下はゴミの集積場で、カラスが生ゴミをよくあさっています。そのカラスが種子を運んできたのでしょうか。うっかりこの木の枝でも握ったら悲鳴をあげることになる。写真の右下にあるのは、棘だらけの枝です。
 少し危険なので、いつかは切られてしまう木なのかもしれません。
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日光で出会ったホウノキ

2005-07-01 22:11:51 | 
日光の山を歩いていて、数本合体したホウノキに出会いました。よく千本カツラと呼ばれる株立ちの多幹したカツラの木がありますが、もしかしたら、このホウノキもそれかもしれません。珍しいと思って写真に撮りました。
ホウノキは私の好きな木の一つで、白い大きな花を咲かせます。神社、仏閣でよく植えられているタイサンボクの花も白く大きな花を咲かせるのですが、その花とそっくりです。両方ともモクレン科の木なので、似ているのも当然かもしれません。
右の写真は同じ木を下から見上げるように撮った写真ですが、大きな葉の作り出す緑色が、やさしく、気持ちよく、落ち着いた気分にさせてくれます。
トチノキの葉と似ていますが、両方見比べれば大きな違いが有ります。
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