木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

雑司ヶ谷鬼子母神のイチョウ

2006-04-19 17:08:57 | 
応永年間(1394~1428)に僧日宥が植えたとつたえられる。都内の中で麻布善福寺のイチョウに次ぐ巨樹だそうである。千人の子どもを生んだ鬼子母神は、たくさんの子どもをさらい、食った。お釈迦様は、そのことをやめさせるため、末子愛奴を隠し、子の失うことの苦しみを教え、戒めた。そして、子どもと安産の守り神となった。
このイチョウの印象は、大きく感じられなかった。柵で囲まれ、近寄れないからかもしれない。樹勢はよく、バランスの取れた姿をしているが、何か物足りない感じがする。
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椿山荘、若冲の羅漢石

2006-04-08 08:21:03 | 
椿山荘の庭園の築山に数体の羅漢石があります。
この作者が若冲と立て札に書いてありました。若冲(1716-1800)といえば、日本画の鶏の絵で有名な人物です。その人がこんな石像をつくるものなのか、意外な感じがします。若冲の経歴から考えると、おかしくないとも思えるのですが、どうも釈然としません。
この石像をみると、奈良の飛鳥にある猿石、蛙石を思い出しました。

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椿山荘の御神木(スダジイ)

2006-04-01 10:52:14 | 

結婚式場で有名な椿山荘は、地下鉄江戸川橋駅から、徒歩10分ほどのところにある。その庭園は、山縣有朋が作らせたもので、歴史を感じさせ、誰でも無料で見学できるいい所である。しかし、建物の中を抜けていかないといけない。入口には、案内人やドアマンのような人が3人も立っているので、場違いな所に来たような感じで、入りづらい。「庭を見学させてください」と、一言断って入りました。詳しい歴史は、椿山荘のホームページがあるのでみてください。
その庭園にある、一番古い木、御神木として祀られている樹齢500年、高さ20メートルのスダジイ(写真)があります。グネグネと枝を伸ばし、ほんと、面白い姿になるものです。都内の由緒ある庭園には大体スダジイの古木がある。
防風、防火樹として、沢山植えられたのでしょうか。それとも、実は食べられるので、救荒植物としてよく植えられたのでしょうかね。
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