天狗温泉に泊まり、朝8時より、宿の横から始まる登山道を歩き始める。沢沿いの歩きやすい道で、紅葉もしていて楽しくなる。一枚目の写真は、歩き始めて1時間半ほどで、浅間山が初めて見えた時の写真です。カラマツが黄葉していて、きれいに撮れました。実際はもっと鮮やかな黄色のような感じたのですが、写真になるとかなり違った感じになってしまいました。2枚目は、前掛山(浅間山)まで徒歩20分のところにあるシェルターの写真です。後方の稜線に杭のような2つの人影が見えます。その稜線を左に進んでいくと、浅間山の現在登ることができる前掛山にでます。浅間山の最高点より44mほど低い地点です。ここを歩いた時は風が強く、吹きっさらしでかなり寒く、もし突風が吹き、よろめいて崖側に落ちたら確実に死ぬなと思いました。だいたい、樹木がなく突き出た山は風に悩まされるものです。3枚目はトーミノ頭から浅間山を撮ったものです。左の細い白い線が登山道、いちばん高いとがった部分が前掛山です。車坂峠には午後3時ころに着き、3時50分発の小諸、佐久平行きのバスに乗って帰りました。
この歩いたコースは、とても面白い。外輪山の崖の風景が素晴らしいし、浅間山との間の窪地に広がるカラマツ林の黄葉が美しく、外輪山のトーミノ頭への急斜面を登っていく道も少しスリルがあって面白い。いろんな風景を見せてくれる山でした。