小豆島にあるビャクシンの写真です。2枚目が後から撮ったものです。
説明によると「シンパクで特別天然記念物にしていされたものは、わが国では本樹のみである。 シンパクは、イブキまたはビャクシンとも言われ、わが国中部以南の海岸まれに山地に自生する裸子植物で、葉形は幼樹の頃は針状で生育につれ大樹になると鱗状に変化す。本樹のような巨木でも「先祖がえり」と言われる若い針状の葉がみられることがある。 幹の根本の周囲は、16.6m 地上約1mのところで三方に裂開したように支幹を出し、本幹の基の部一部分は朽ちて空洞になっているが、樹勢に何らの関係なく、極めて旺盛で壮観を呈して遠くから眺めると、あたかも森のように見える。(一部省略) 本樹は、応神天皇が小豆島遊幸のとき、皇踏山に登られ、南麓の小高いところにお手植えになられたとの伝説がある。由緒ある神木として郷人たちは崇敬し今日まで大切にしてきたものである。大正期の中頃、植物学の大家本多静六の調査研究によると樹齢1500年以上と推定されている。 このような価値高い巨樹がいつまでも永く繁茂するよう先人たちの愛敬した遺産を保存したいものである。」と書かれている。
本当に1500年の樹齢かどうか、現代の科学技術によって樹齢が正しいかどうか調べてほしいと感じました。昔は木の幹の太さなどを見て、樹齢を判断していたので、どうしても間違ってしまうことがある。