尾瀬御池から三条の滝をへて沼山峠（その２）

　沼尻平から浅湖湿原への道の途中で撮った尾瀬沼の写真です。小雨が降ったり、止んだりとはっきりしない天気で、靴の中はぐっしょりとなってしまいました。雨の中、長時間歩くのは、楽しくないのですが、この墨絵のようなモノクロの風景に出会えるのは、この天気のおかげです。晴天では味わえない、静寂と寂寥に満ちた感じの風景、水面が白く輝き、好い風景ですね。
家に帰り、登山靴を脱いだら、足と靴からひどい臭いが漂いました。半日ぐっしょり濡れた靴をはき続ければ、こうなってしまうのはしかたないが、もし、宿に泊まる予定だったら、かなり恥ずかしいことになっていたと思いました。

尾瀬御池から三条の滝をへて沼山峠（その１）

会津高原駅から沼山峠行きのバスに乗り、尾瀬御池で降り、歩き始め、三条の滝、見晴、尾瀬沼、沼山峠と燧ケ岳の一周するコースです。いくらかアップダウンがありますが、たくさんの湿地帯があり、滝もあり、楽しいコースです。上の写真は、尾瀬御池から三条の滝の途中にあった木です。小雨が降っているので幹が光っています。雪のせいだろうか、どうしてこんな曲がってしまったのだろうか、不思議です。倒れて途中で折れ、そのまま成長した感じですが、こんなに太く見事に成長するものなのだろうか。巨大な蛇のような姿なので、驚きました。

室堂の花

　８月３０日、３１日と黒部・立山アルペンルートのバスツアーに参加しました。電車・バスなどを乗り継いで、個人で行きたかったのですが、扇沢、黒部ダム、室堂、立山と抜けるルートをみると、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスなど６回も乗り換えなければならず、混雑することをかんがえると、ツアーに任せたほうが気楽ですし、金額もかなり安く行けます。個人で電車を乗り継いで行くより、１万円以上安く行けるのではないでしょうか。
　このコースで最大の目玉は室堂の風景です。残雪の残る山、平坦な岩地の散策路、ミクリガ池、そして高山植物です。そこで撮った花の写真です。上からイワイチョウ、ワレモコウ、シシウドです。
　ところで、この室堂を散策する人の８割ほどはツアー客だと思います。ケーブルカーやトロリーバスなどの乗車口は団体と個人と分かれているのですが、乗客は団体ばかり、個人は数名といった感じでした。