鹿島神宮がどんなところか見物に行きました。三大神宮の一つだし、期待に胸ふくらませ、鹿島神宮駅を降りたのですが、駅前は飲食店はほとんどないといってよく、ここに神宮があるとは思えない、ありふれた駅でした。
でも、50mぐらいある参道には、店が並び、かなり賑わっていましたが、初詣の人々のためで、その他の時期は少しさびれた観光地の風情になるのではないかと思っています。
本殿から奥宮へいく道は、うっそうとした森の中、杉の巨木が並び、なかなかいい雰囲気ですが、何か物足りない。なぜだろうと考えたのですが、広さが足りない。明治神宮ぐらいの広さがあれば、神秘的な森の気分に浸れると思います。
駅の南西にある鹿島城山公園は桜がたくさん植えられていて好い所だし、由緒ある鎌足神社、歴史を偲ばせるものが幾分ありました。
その中で、立派なスダジイが数本ある祭神 蛭子命(ひるこのみこと)をまつる末社 海辺社(うべのやしろ)を見つけました。写真に写っている右側の道をずっと進むと北浦に出ます。蛭子命は、イザナギ、イザナミから最初に生まれた神ですが、不具だったため海に流され、そのため沿岸地域で信仰されることが多いそうです。