情けは人の為ならず (なさけはひとのためならず)
久々にコトワザ経由の日記となる。
ウィキペディアでこの諺の意味を引用すれば、
「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い」
このことわざは誤解されやすいことでも有名だが、要は、
「人には情けを掛けろ」ということや。
そして「義理と人情」という言葉もある。
これは、読んで字の如しなので意味は割愛するぞ。
どちらも日本人には必要な魂だろう。
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オレが今から語りたいことはなんなのか見えないだろうが、
三菱党としてクルマ生活を長く続けていたオレにとって、大きな分岐点を迎えたと言っておこう。
まあ、クルマを買い換える状況に追い込まれたんで、何を買おうかな?と考えていたら三菱に欲しいクルマが見つからないという状況だったということさ。
「欲しいヤツを買えばいいじゃん」
こう考えた貴方。
少なくてもオレとは友達にはなれないひとだ。
オレがレグナムを新車で買って、2年目ぐらいからお世話になっている、ディーラーに勤める知人を思い起こす。
そこで買った車じゃないのに親身に対応してくれて、今のエアトレックは、欲しいクルマだったから、当然そのディーラーから買った。
保険や保証対象外のパーツも、ダンマリで無償交換してくれたり
見えない出精値引きがあったことを知っている。
整備点検や各種クルマの相談事も聞いてくれて、ホント感謝している存在だ。
つまり、彼からは計れないぐらい相当世話になったと言うことになる。
いままでは、乗り換えの時期や財布、欲しいクルマの存在が重なり合うと、ディーラ巡りをしたり雑誌を買ったりして、吟味を重ねた。
そりゃ、欲しいクルマが出来るワクワク感も楽しみになるわけで。
ところが、欲しいクルマがないのに買わなきゃイケナイ状況になった。
そのなかでも最悪なことに、三菱で欲しいクルマが抽出できないということが、なんともアタマを悩ませるのだ。
ちょうど10年ぐらいの長い知人関係となったディーラー氏。
彼もサービスマンだろうし、三菱ユーザーを削らないために、オレへ親身の対応を今までしてくれたのだろう。
それを裏切るのか?
裏切れるのか?
それとも義理と人情で、本意を妥協するか?
三菱に情けを掛けるべきか??
「美人は三日で飽きる。 ブスは三日で慣れる。」
こんな格言もあるからね~、欲しいと思ったクルマもいずれは飽きることって必然だし、経験則からもこれは肯定できるし。
うむむ、、、どうするオレ?
ノートPCなら、悩みもせずに次期購入マシンは決定しているんだけどな。
やっぱ、最終的には、値下げの振り幅で「誠意」を判断するほか無いかな。
さすがに人生の買い物だ、義理と情けだけでは決められない。
もし、三菱車が脱落したら?
誠意を持って、今までの敬意に感謝しようと思う。
それで許してくれ。次は、欲しいときに買うからさ。