【はじめに】
この記事は、先般自身が単独旅行に出かけた際、すっかり及び腰となっていた高速バスを利用せざるを得ない状況が生じたのだけど、ここでたまたま使った「JR東海バス」での体験がそれを払拭してくれたことをきっかけに今回まとめてみたものだ。
なお、閲覧者様が実際にチケット購入を行う場合は、ここで得た情報やノーガキなど“あくまで”参考程度の知識注入でとどめていただきたい。
実際に違っても、こちらでは一切責任負えないので、購入時は自己責任でお願いします。
【今春予定の計画とは】
当方が直近で予定している旅程は、安全上の問題からここで明らかにしないが、関東から中部を回って飛騨高山で一泊して関東に帰ってくるという1泊3日の弾丸ツアーという行軍であることだけは紹介しておこう。
ちなみにこの旅行については、経費削減のためバスターミナル間の移動を全て高速バスで行うことにしたんだ。
(周りには止められたよ・笑。たしかにちょっとキツそうだけどね、モノは経験だということで。)
参考までに今回自分が計画したルートについては、自宅から観光地間の移動経費が、バスだと22,000円ぐらい、鉄路(鉄道)だと31,000円ぐらい、空路だと70,000円ぐらいであることを申し添えておこう。
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実際のところ、距離的にも金額的にも空路は考えていなかったが、今計算して鉄路移動とバス移動の金額差が想像よりもなくて驚いている(笑)
たしかにバス移動のほうが、時間も読めない替わりに経費が一泊分浮くものの、この程度の金額だったらバスで窮屈な思いをしなくていい鉄路もアリだよなぁってガッカリする自分もいる。
なにより、鉄路だったら1泊2日で動けるわけだし。
【その路線をどのサイトで買えるかを調べる】
一般に高速バス(または予約の必要な特急バスを含む、以下「高速バス」という。)のネット予約は、決済方法も複数あってネットを普通に使える利用者にとって、問題なく購入できるようになっている。
ポイントとしては、たとえばJTBや楽天トラベルなどの大手旅行サイト等から全ての高速バスが予約できるわけではなく、各バス会社もしくはツアー会社からしか購入することは出来ないことになっている。
つまり、特定の路線は、特定のサイトからしか高速バスは予約が出来ないのが現状であって、予約したい路線が購入したいサイトから買えるわけではない。
(注:複数社から買えるようにまたがっている路線もある。これは共同運航便に参加している企業が多ければ多いほど、購入出来るサイトの選択肢があるということだ。)
しかし、路線ごとに逐一調べて、購入可能サイトを探すというのは、中々の手間。
そこは今便利なサイトがあって、たとえば「バス比較なび(日本最大級の高速バス比較サイトらしい)」というところなら一発検索ができるようになっている。
ただし、この各サイトの難点は、ピンポイントで希望の路線や欲しい情報が出るわけではない場合が多く、簡単に言えば「価格.COM」の高速バス版だと思っていただければいい。
なお、こちらで検索した路線については、多くの場合が購入可能サイトまでジャンプしてそのまま購入できる。
【人気路線は発売時間と同時に売り切れるものもある】
特別な割引が用意されている路線はなおのことだが、前々から計画していた旅券が人気路線がゆえに買えなくなる場合もある。
そんな場合は、発売日や発売時間を抑えておいて、発売開始に併せてネット予約を仕掛けるという作戦を誰でも思いつく。
じゃあ、それっていつなのか?
JRみたいにズバッと「ご利用になる列車が、始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の午前10時から駅や主な旅行会社の窓口で一斉に発売します。」と言い切って欲しいのだけど、残念ながら各サイト各路線で異なっているから注意が必要。
多くのサイトは、JRに似たような「1カ月前(前月の同じ日)の午前9時から当該サイトで予約できます」となっているのだが。
自分も多くのサイトがそうだから、特に記載がないサイトは、きっと1ヶ月前の同日9時から発売されるものと高をくくっていたら、実は午前4時から受け付けていて、9時の時点でほとんど席が埋まっていたという苦い経験がある。
したがって、同じサイトであっても路線ごとに発売開始時間も異なるケースがあるので、絶対に欲しいチケットがあるなら入念に事前調査すべき。
【希望のサイトには事前登録しておくほうがお得の場合も】
高速バス自体が、鉄道などに比べたら時間的リスクとの引き換えに安価に設定されているわけだが、さらに数%であるがオンライン決済を選択すると割引になるケースもあるので憶えておくといいかもね。
【さいごに】
今回は発売開始時刻に併せて特別割引チケットをネットで購入しようと試みたが、やはりその時間はみんな考えることは同じなようで、一瞬にしてネット回線が重くなり、あげく希望の座席は押さえることが出来なかった。
(希望座席は買えなかったが特別価格で買えるタイミングではギリ買えたけれどね。また、京王電鉄バスなどが展開するサービス“ひとりだけシート”も人気なので、どうしても欲しい場合は、入念にチェックしておき、狙って購入できるようスタンバって見てください。)
要は、高速バスの購入についても知っているは知っているという世界であり、今回もまた勉強したなぁというレポートでした。
【以下、参考画像】
当方のおきにいりの「JR東海バス」などが買えるサイトでは、下図のとおり明確に1ヶ月と1日前の午前10時から発売と明記されている。(http://www.jrtbinm.co.jp/highway/guide/post.html)
でも購入したかった路線は、一気にアクセスが集中したようで、途中サーバーが追いついてこなくなってしまい最初から入力させられる羽目を幾度となく繰り返してしまった。
続いて「京王電鉄バス」が展開する高速バスサイト「ハイウェイバスドットコム」では、路線ごとに発売時間が異なるというというケースを紹介したい。
かたや東京神戸線は9時からの発売なのに対して、新宿高山線は4時からの発売となっている。
<東京神戸線>
<新宿高山線>
【以下、関連リンク】
バス比較なび
https://www.bushikaku.net/
(個人的に、このサイトはウィラートラベルが企画するバスに当たりがちという印象が強い。まあ取っ掛かりには、最高のナビサイトだと思う。)
ハイウェイバスドットコム
https://www.highwaybus.com/gp/index
(前述のとおり、京王電鉄バスが展開するサイト。扱いやすいが、路線ごとに発売時間が異なるというデメリットがある。)
ハイウェイバスドットコムのひとりだけシート
https://www.highwaybus.com/html/gp/cp/10/hitori/index.html
(前述で登場した件。サイトでは付帯1000円からとなっているが、片道2000円の路線もある。もちろん全ての路線にあるわけでないので注意。)
JR東海バス
http://www.jrtbinm.co.jp/
(個人的にいい印象を持つバス会社)
高速バスネット
https://www.kousokubus.net/BusRsv/ja/#
(JR東海バスなどの高速バスが予約できるサイト。夜行便が充実していて、若い人を中心に人気らしい。希望路線さえあれば、このサイトがもっとも使いやすいのでお勧めなのだが。)
楽天トラベル「高速バス・バスツアー」
https://travel.rakuten.co.jp/bus/
楽天会員にとっては、ポイントが使える貯まるでいいことばかりだが、買える路線が限定的。
しかも、前述で登場した“ひとりだけシート”のような企画モノは購入できないことがほとんど。
つまり旅行会社として企画があれば対応するものの、単独ツアーでなければOP系のチケットは購入できないと考えていいだろう。
JTB「高速路線バス」
https://www.jtb.co.jp/bus/
楽天同様に買える路線は限定的で少ない印象がある。
しかも、JTBは旅券取扱の一環なので、「高速乗合バス」(路線バス)のみを取扱販売する。
ゆえにJTBにおけるネット購入でのメリットはスピードだけだろうな。
やはりオールマイティなサイトよりも専門サイトのほうが強いというのは世の常だ。)
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