<その3からの続き>
【コスパなら敵なしのルート】
正直なところ、新宿発高山行きの高速バスがコスパ的に最もおススメ・・・といいたいのだけど、途中休憩があるとはいえ、同じバスに5時間半も缶詰にされることは、今の時代的にも精神的にも厳しい。
だから、最も安価に動ける手段として、この路線以外にないし、乗換も一切ないというメリットから面倒なことが嫌いな人向けとして、コレ一択でしょうな。
ただし、移動で一日がつぶれてしまうという大きなデメリットがあるけれど。
(お金と時間は比例するからな。)
【最速なら新幹線】
東京を朝7前後に動き出すことが出来れば、お昼前には高山へ着けるという4時間程度の移動になる。
半日の時間が高山で作れるということは、だいぶ大きい。
それに一度の乗車時間は、それぞれ2時間ぐらいと旅味的にもいいところだろう。
ただし、片道の負担金額は、最安の高速バスに比べるとおよそ2.3倍以上になるから、1時間半の移動時間短縮を、その値段で買える人なのか否かという選択になるだろう。
【飛行機の選択は難ありすぎ】
飛行機という選択は、そもそも論だが出発時刻の1時間前くらいに飛行場にいなくてはならないというところや駅からのアクセスが必要である。
つまり、タイムロスが多いこの選択は、到着空港から高山まで近くないこともあって、結局新幹線ルートより下手すれば遅いという結論になる。
しかもお値段は最高値とあって、この移動は飛行機好き以外にメリットはない。
さらには、コロナ禍の影響もあって、航路も高速バス路線も欠航欠便が実際にあるし、今後も確実ではない。
【まとめのまとめ】
高山へ「行って来い」の旅をするとなった場合、高速バスの往復が最も安価ではあるけれど、もっとも旅味が少ないと思ってしまう。
かといって鉄路も行きと帰りでルート(行きは名古屋回り、帰りは富山回りなど)を変えるという片道きっぷの旅も大変面白そうだけど、そんなパック旅行は売っていないから、割高にもなる。
飛行機は「行って来い」なら論外の選択。
だから、その中間をとって、行きは東海道新幹線ルート、帰りは高速バスというルートが案外楽しめるのではないかと推奨しておきたい。
【エピローグ】
自分が高山をお気に入りの街へと誘ったキッカケは「君の名は。」に他ならない。
自分と同じように高山へ行ったことがない人ならば、「君の名は。」よろしくで行きは東海道新幹線で名古屋まで行って「特急ひだ」に乗り換えて行ってみることをお勧めしておきたい。
出来たら、別ログで綴ったように名古屋駅では駅弁を買って、その日でなくてもいいので高山以北の飛騨古川まで行っていただけたら、もう「君の名は。」を半分以上楽しめたことになるのでどうでしょうかね(笑)
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