<前回からの続き>
【行き先が沖縄】
なぜ羽田からファーストクラスの席がある便で沖縄行きを選んだかの理由は単純で、「(JAL便では)移動距離が最も長いから」ということの一択。
正直行き先はどこでもよかったのがホンネ。
だけど、行った先の宿泊地も実績あるホテルか知らないホテルかの選択になった際、最も信頼のおけるホテルといえば「=JALシティ沖縄」と連想して沖縄という土地を選んだわけ。
【ある意味、今旅のメインイベント】
この度の目的の最上位に掲げた「誕生日に国内線ファーストクラスを利用したらどうなる?」という最大の検証事項を確認する時間がやってきた。
まず、機内に乗り込むと早速CAさんが名前(苗字)を名乗り、オレの本名(苗字)をコールしてくれながら食事と飲み物はどうするかと尋ねられる。
「うんうん、これはいつもどおり。JALのファーストクラスとして、ごく一般的かつスタンダードな対応だったな」
と心の中でつぶやく。
しかし、残念ながらそこまで。
離陸して安定飛行となったら、機内食が提供され、食べ終われば普通に下げられる。
そして目的地に到着すれば、普通に何事もなく降機するだけという流れ。
ま、そりゃそうだよな(笑)
子供じゃあるまいし、オモチャとかもらえると思ったのかって(大笑)
(当機で提供された機内食の様子。お酒は、サントリーの角ロック。なお、竹皮の包みには白ごはんが入っていたのだけど、炊き立てのごとく美味しかった。なかなか城ご飯を美味しいと思わないので、結構意外だったな。)
【誕生日にFへ搭乗してもサプライズはない】
つまり、誕生日だから『なにか特別な一言でもかけていただけるのでは?』という淡い期待は、
もちろんそんなイベントなんかあるわけなくて、あっさりズバッと介錯される。
もちろん、特別なモノが欲しいとかではなくて、単に通常のオペレーション以外の何かがあるのかも?という確認だったんだけどね。
まあ、推測の域は出なかったので、特別な感情は持たなかったけれど、那覇空港からホテルに向かってモノレールに乗っている最中は色々と脳内がフィードバックしてきてさ。
「この旅って、そもそもFの確認作業目的で高山へ立ち寄るオプションを貼りつけたんだよな。こんな結末になるんだったら、順番は逆だったかしら。」と思い返してみたりしてな。
これで結論はハッキリ出たのだから、ファーストクラスに無理して乗ることは、きっと将来「修行を再開しない限り」利用することはないでしょうな。
(機内食、おかずの近影。超久々に機内食を食べたような気がするも、サバなんか上空で食べられるとは思わなかった。おいしかった。あとやっぱり羽田沖縄線はいいよ、ゆっくり食べられるんだから。)
【後日談(1)】
自分には親戚(従姉)にJALの正社員、知人にNAAの職員およびスタッフがいる関係から、この話をぼんやりと彼らへ投げかける機会があったのよ。
直接聞いたら恥ずかしいので職場の人に聞かれたというテイだったけど(笑)
そうしたら共通して帰ってきた言葉は、
「いやファーストクラスの乗客だったなら、(nobizouが)誕生日だという情報は絶対に分かっていたと思うよ。」
ということだった。
さらに「おそらく見た目や風貌から、そんなことをわざわざ伝える相手ではなかったと判断されただけだと思うけど?」と追撃があったことも(笑)
【後日談(2)】
ネットでは、かなり恥ずかしいニュースとして次のような記事を紹介していた。
ファーストクラス乗ったのに、誕生日祝われなかった! 「泣いてしまいました」男性乗客、怒りの星1つ(J-CASTニュース 10.14.2022)
いやーこれは恥ずかしい(笑)
しかし、オレもやっていたことが近いじゃんか(笑笑)
でもオレは常識非常識のボーダーくらい弁えてはいたけどな。
ちなみにオレは検証だから、特別なことを求めていたわけではないことを言い訳にしたい。
【後日談(3)】
ネットでは、前述ニュースの一連情報として次のような記事を紹介していた。
<CAの裏話>機内でお誕生日を祝ってもらえなかった件について(少し毒吐きます…)-CAのロッカールーム(9)「元CAバンビのずぼら日記」
どうやら、順番的にはこちらの元CAさんの記事から見るべきだったなと思いながら拝見すると、やっぱりFクラスなら誕生日情報くらいは共有しているみたいだよね。
それにフライト代以外の料金は加味されていないという忠告も
「まさにそのとおり」としか言いようがありませんわ。
感服です。
<次編へ続く>
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