Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

理想の居酒屋など、実は存在しない説

2024年09月05日 23時59分59秒 | Weblog

【見出しが水ダウ風で恐縮も】


今更説明の必要ないところだけど、相変わらず自分は、さまざま検索して見つけた飲食店へ飛び込んでみたり、評判店や知人から紹介された居酒屋を巡ることなど、いわゆる「おひとり様」での飲食や酒呑時間をこれまで楽しんでいる。


特に、居酒屋に関しては、タイトルどおり、理想といえる過ごしやすいお店を調べてみたり、人に紹介されて飛び込んでいるが、なかなか理想店に出会わない。


こうした話は、たまに訪れる居酒屋の店主らとすることもあって、別にいくつか紹介してもらっており、都度訪れる予定ではあるけれど、おそらく・・・十中八九、自分の理想とするお店ではないだろうと推測している。


それはなぜか?
単純に、自分が年を重ねたせいで理想店、いわゆるストライクゾーンがいびつになっているからであろうと自己分析しているためだ。



【nobizouの10箇条】


これは今日現在の自分が思う「理想の居酒屋10箇条」であって、常々そう構えていたものを含め、あくまで理想であることを申しそえておこう。


1.客質が悪くないこと

2.駅から徒歩圏内であること

3.営業時間が激しく限定的でないこと

4.客単価が高すぎないこと

5.スタッフがやたら絡んでこないこと(スタッフの様子が悪くないこと)

6.おひとり様の客が自分以外にも存在すること

7.お酒の種類がそれなりであること

8.決済方法が現金以外の用意もあること

9.店長または板長級の方が、強く薦めてくるようなネタや事案がないこと

10.空気を読めるスタッフが多いこと



【10箇条の詳細】


<1.客質が悪くないこと>

再三、こちらでも語っているけれど「客の質=お店の質」だとオレは思っているので、イカれた客や(強く)常連面する客がいるお店は、店の質も大した店でないと判断できるから。


<2.駅から徒歩圏内であること>

以前、ここでは「駅から遠い場所にあるのに繁盛している居酒屋は、間違いなくいいお店」と語ったことがあるものの、不便すぎるところはひいきにできない。

せめて本数があるバスのバス停が近くにあればいいのだけどね。
徒歩10分がポイントになるかな。


<3.営業時間が激しく限定的でないこと>

たまにTVで紹介されているような、激しく混雑する居酒屋だとか、時間制限がある、おひとり様不可、開店2時間で終了するとか、時間を含め、なにかと縛りがあるお店はNG。

ラーメンでいうところの二郎系とその理屈は似通っており、店のルールが強かったり、一見がお断りなら、こちらも願い下げなのよ。


<4.客単価が高すぎないこと>

いいネタを使っている店なら高くて当たり前であるわけだから、そういうコンセプトのお店で食べたいのなら最初から高級店へ行けばいいだけの話。

大衆的すぎずチェーン店でもない居酒屋が、オレ的には理想店への第一歩。


<5.スタッフがやたら絡んでこないこと(スタッフの様子が悪くないこと)>

これはなかなかないことだが、手が空くとやたら話しかけてくるお店側の人がいるときがある。

空気を読んで接してくれるのなら問題ないが、こちらの想定している範囲を超えて踏み込んできたり、概念や理想を押し付けてくる人がいるところは、もう行くことはない。

また、特に女性だがゴリゴリの付け爪やなかなかの色合いのマニキュアをべったりつけての提供だったり、においの強いものを付臭または発散させているスタッフがいる店は論外。

あえて申し上げたが、人手不足の昨今、店側も泣く泣くこうした人も雇わなくてはならないジレンマもあると聞くが、客側としては気持ちはよくないよな。


<6.おひとり様の客が自分以外にも存在すること>

一人客が訪れやすいお店は、料理や酒のラインナップ以外にバーカウンターよろしく「静かに飲みたい客」か「隙あらば喋りたい客」が利用したいお店のはず。

ゆえにカウンター席がないお店は、原則オレは行かない。
個室しかないお店に間違って入ったり通されたりすることもあるが、それはそれで違うのよね。

人間模様や職人の仕事ぶりなども俯瞰で見れることも居酒屋において一人で飲む意味がある。


<7.お酒の種類がそれなりであること>

個人的には、そのお店に日本酒・ウイスキー・焼酎があれば充分。

強いて言うなら日本酒は、地酒以外に大衆日本酒(日本盛、大関、白鶴、沢の鶴、月桂冠、松竹梅など)といった廉価酒もおいて欲しい。

ウイスキーは、角のようなジャパニーズのグレーンウイスキーとジンビームのような比較的安価なバーボンウイスキーがあれば充分。

焼酎も、中々クラスがあれば充分で兼八クラスがたまにあればいいくらい。
逆に、レア酒が常に三役そろい踏み状態で用意がある店もオレは好きじゃない。

レア酒はたまに飲めるからレアなのよ。
(ここでレア酒とは、飛露喜、新政”No.6など”、而今、十四代などをいう)

たまにあることだが、レア酒を入れたはいいがなかなか捌けず、封切りして何年も放っておいたレア酒を提供しようとするお店もあるが、そんなもんが必ずうまいわけでもなかろう。


<8.決済方法が現金以外の用意もあること>

今、自分が行く飲食店には、現金オンリーの店も多数あるが居酒屋に関しては「現金オンリー」の店にはまず行こうと企図しない。

これは調子に乗って、いいネタを食べてしまったり、いいお酒を飲んでしまったりして思わぬ出費がある場合に持ち合わせがないとカッコ悪いからだ。

だったら最初から持って行けよと突っ込まれそうだが、大きなお金をもって店に行きたくないという(持ち歩きたくない)というのもある。

また、お店側に最初から、オレという客は現金で払わないという認識を先方に与えたいという思惑もある。
まあ稀にシステム不調だということもあるので、現金ゼロで居酒屋に行くこともないのだけど。



<9. 店長または板長級の方が、強く薦めてくるようなネタや事案がないこと>

本来、こちらから聞いてナンボだと思うこの問題、それなりの関係が築けていれば、そんな推薦ネタの話に乗ることも当然ある。

しかし、店側からの過度な推奨であったり、食べたら案外アニキでも食わされて単純な処理班とさせられたり、実は新鮮味なんか全くなかったり、食べたいもの飲みたいものがあるのに他に強く推してくる場合はどうかというところ。

逆に、こちらがそうだと思っていることを単に否定するだけでなく、自身の意見を強く押し通そうとする思想の持ち主がいるお店もNGだな。

まあ聞き手が空気をすべて読めよとは思わないが、多少の流れは汲めたり聞き流せないと、お店はアクのある人間かイエスマンしか集まらなくなる。

そんなお店、通いたくはないよね。


<10.空気の読めるスタッフが多いこと>

これは5.とも関係するけど、こちら側の注文した意図を請けた側がおおまかにでもくみ取ってほしい場合、それなりに対応してくれることは最低条件。

具体的な事例を挙げるとするならば、ラーメン店に行ってビールと餃子とラーメンを頼むとする。
もしくは、ラーメン餃子セットとビールを発注するとする。

ちょっと考えればこの注文って最初はビールからの提供ってわかることじゃない。
どこの世界に食中や食後にビールを出す店があるのかって話。

さらに、ラーメンもすぐ出してしまうお店がなんと多いことか。
でも餃子の王将で働くスタッフに知人がいるという人から聞いた話だと、

「ビールは先にお出ししてよろしいですか?」
という確認を取ることがルールになっているらしい。

つまり、まれにビール等の酒類を後出し希望する客がいるかもしれないからだという。
いやいや、そんな客なんかいないと思うし、だったら聞き方を間違えている。

「ラーメンはすぐ出してもよろしいですか?」
と聞くべきだ。

チェーン店など回転率勝負の店は仕方ないと思うが、一般店、しかもそれほど客の居ない店なのに、まずビールが出てきたらと思ったら、間髪入れずにその後ギョウザとラーメンが着丼しちゃったら、このお店は気が利かないなぁと思うわけ。

だから、オレはこんな場合、思いっきりズルズルに伸びきったラーメンをいつも最後に食べて帰っている。
こういう話をすると、じゃあそうやって言えばいいじゃないかという人もいる。

自分が言いたいのは、そうした気遣い・・・いや一般的な酒飲みへ配慮ができるお店が理想だと言いたいだけよ。
こんなこと依頼してそうなるなら、別にどこの店でもいいのだから。


(画像は”写真AC”より。40代の頃は、色々なお店にボトルをキープして、順繰りに巡っていたけれど、今は自分の中での旗艦店にのみボトルを置いている。なので、たまにかつて通った店に顔を出すと「ボトルは入れませんか?」と必ず聞かれるが、それはうっすら拒否している。それは、もうやめたのよ。理由は、理想の居酒屋を探すことに注力しているから。完璧な理想店などないことは重々わかってはいるけれど、そんなお店を探すことを諦めたくないんだよな。




【さいごに/まとめ】


そういえば今から、30年位前の古い話で恐縮だが、千葉県佐倉市にある296号線沿いに天下一品があった時代があるのだけど、今思ってもこの店は完ぺきだったな。


必ず「ラーメンは後でいいですよね」という声かけはもちろん、通っているうちに黙って食事最後の提供がラーメンだったからなぁ。


機械化している今の時代には、わずかな気遣いというか酒を飲む人への気持ちをちょっとだけでも汲んでくれるお店って、少なくなったというか見なくなった気がして寂しい。


あと、10箇条に入れなかったけれど、ケータイの電波が入らない、また入っても極端に弱いというお店も減点。
なぜなら、今やケータイのアプリにあるバスや鉄道の時刻表を完全に頼りにしているから。


まあ、たまに話題になった案件や調べ物をしたいときにググれなくて困ることもあるが、終電や終バスを逃すことのほうがよっぽど困るからな。


以上。




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