飛騨護國神社 (護国神社)
★★★★
住所:岐阜県高山市堀端町90
最寄駅:JR高山本線高山駅より徒歩25分くらい → まちなみバスで近くまで来られるけれど...
駐車場:隣接する城山公園や近隣民間駐車場などに停めるべきかな?駐車場らしきポイントもあるけれど...
HP: http://www.hidatakayama.ne.jp/gokoku/
社務所: 社殿向かって右手にあるが授与所は併設していない
御朱印: 手水舎近くの授与所で頂ける
岐阜県神社庁が発信する情報をチェック!!
① 岐阜県神社庁のHPが紹介してくれている → ★
② 御朱印は事前連絡なしでもらえる?→ 事前連絡不要でいただけ、快く対応してくださいます
その他
この日は、自らの足がパンパンになろうが高山市内を歩き回ろうと決めていた当方。
しかし...
さすがに飛騨総社から、ほぼ真逆の方角にある飛騨護国神社まで歩くことには相当の抵抗があったが、救いの「まちなみバス」も時刻表通りに動いていない(10~15分前後遅れ)し、タイミングも合わずで結局(覚悟を決めて)歩くことにした。
上一之町の交差点から、結構きつい勾配の坂道を歩いていたら、すっかりその上り坂に戦意喪失してしまったため、坂の途中からも入れる無料の見学施設「飛騨高山まちの博物館(写真撮影禁止!)」にて休憩がてら拝観させてもらいながら、肥満体に鞭打って同神社の鳥居前までどうにかやってきたんだ。
社号碑。
ここは、今回のツアーでも絶対に来たかった神社の一つだった。
それは、過去ログでも語ったとおり、神社にとっても地元にとっても思い入れの強い神社だと理解していたから。
かつての社号碑と神門。
ところどころに滲み出ている歴史感あり。
神門から進むことしばらくで、手水舎が登場する。
ちなみに、手水舎に映り込んでいる建屋が授与所となっている。
その授与所の正面、拝殿の右手に社務所らしき建屋がある。
併設する保育園から園児の声は聞こえるが、大人の姿(人気)は全く見えないのが妙な感じだった。
拝殿。
改修中なのかオフシーズンなのか、なにか物悲しいような雰囲気を拝殿から伝わってきたのは気のせいだろうか。
すぐその左側にある神社は、すっかり境内社かと思い込んでいたのだけど、調べてみたらそもそも管理されている法人が違うらしい。
ちなみに、こちらは明治13年にここの場所へ移転してきたとされる「黄金神社」である。
参考までに、護国神社と横に並ぶように、黄金神社の神門も存在する。
なお、黄金神社の左奥にも社殿があり、こちらも別法人扱いの飛騨匠神社。
かつての飛騨国は、木工職人が多く名手も存在していたため、中央政府が徴用していたという匠をここに祀っている。
高山駅の西側にも、そんなかつての名残を感じるところがあるのはご参考まで。
話は前後して恐縮だけど、こちらは黄金神社の神門を社号碑越しにのぞむところ。
ほとんど誰も通らないのか、階段には滑りそうになるほど苔がびっしり生えていた。
同様に、黄金神社の鳥居。
同一敷地内に異なる神社が、鳥居・社号碑・神門・拝殿と並ぶように存在するのは、非常に珍しいケースだと思う。
おそらくこれは、飛騨国の英霊を祀る石碑の一つ。
もちろん他にいくつかあったが、先般も紹介した背景を鑑みながらこの地に立っていると、不思議な気持ちとなるのは当方だけじゃなかろう・・・。
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