東照宮 (飛騨東照宮・松泰寺)
★★★★
住所:岐阜県高山市西之一色町3-1004
最寄駅:JR高山本線高山駅より徒歩20分 → さるぼぼバスで(「飛騨東照宮下」下車)近くまで行くほうが地理的に絶対オススメ...
駐車場:多分、鳥居の近くが駐車場になっていると思う。
HP: なし
社務所: 社殿に向かって麓の右手
御朱印: 社務所兼授与所で頂けるが、おそらくセルフサービスだと思われる珍しいご配慮の神社。
岐阜県神社庁が発信する情報をチェック!!
① 岐阜県神社庁のHPが紹介してくれている → ★
② 御朱印は事前連絡なしでもらえる?→ 事前連絡不要でいただける → 一筆300円(一枚)を初穂料として納める
その他
いよいよ今回のツアーで最後のポイントとなった飛騨東照宮。
当初の予定では、飛騨高山周遊バスを駆使して、のんびり高山市内の神社巡りをするつもりだったのだけど、歩いても十分回れたことから、時間的に大きな余裕が出来たので向かうことができたんだ。
高山駅前から、その周遊バスの一つ「さるぼぼバス」を利用することで約10分強で最寄りのバス停まで来ることができる。
その名のとおりのバス停名だが、まさに目の前まで210円(現金のみ)で連れてきてくれる便利な乗り物だ。
参考までに、このバスの利用者の9割はインバウンドの観光客で、そのほとんどが飛騨の里周辺で下車する。
なお、さるぼぼバスの大きさは都市部でも使用されている路線バスと同じサイズで、過去ログでも紹介しているとおり、平日日中でも10分以上は時刻表から遅れて運転していると考えていいだろう。
バス停から、山のほうへ見上げながら数歩歩くと、すぐ社号碑と鳥居が見つかる。
社号碑には確かに東照宮と刻まれている。
緩やかに上る参道の途中には、立派な石灯籠が。
その石灯籠を過ぎると左手に鹿威し風の手水舎のような珍しいものが。
手を伸ばせば、たしかに流水に手は届くのだけど・・・。
一の鳥居。
ここまですでに急な階段を登っているのだけど、おそらくもっと上があるような雰囲気と、ひと気が全く感じられない雰囲気がビンビンに感じる。
鳥居をくぐると、右手には社務所があって、その左手奥には授与所らしきものが伺えるも人の気配まはったく感じられず、ちょっと不気味な感じも。
社務所に近づいてみると、その右手のほうは内神殿と札が確認できる。
状況によっては、上までいかずとも参詣(参拝)できることもあるのかもしれない。
社務所の左手、つまり授与所のほうへ向かってみると張り紙多数。
気になる張り紙としては、ほぼ神職が不在であるため、御朱印希望者はセルフサービスで好きなものを1枚300円で拝受して、日付は自身で記入されたいとあることかな
自分は、本当なら用意されていた4枚のうち2か3枚ほど頂きたかったのだけど、小銭が300円しかなく、1000円札もなかったことから結局1枚だけ拝受させていただいた。
手水舎は、もうちょっと登ったところにある。
もう少し山側へ進むと、池(神池)にかかる太鼓橋があるのだけど、この橋は渡れないようになっている。
そのかわり、このような丁寧な案内図がその付近に用意されていた(ありがたい!)。
池を回り込んで右側の山道を登ると、二連鳥居と本地堂が。
本地堂。
本地堂から、さらに登り続けると東照宮の拝殿が見えてきた。
ちなみに、各移動の足場は土道で砂利や舗装はないので、足元には注意が必要。
(底の浅い靴や滑りやすい靴は、特に注意が必要で日陰の場所も多く、常に足元はジメジメしているかもしれない)
東照宮の拝殿前。(ここから上には本家同様に近づけない)
かつては薬師如来があったことから「松泰寺」と呼ばれていたころもあったそう。
きちんと外国人向けにもメッセージボードが用意されている。
東照宮社殿の場所から、神池方面を見下ろす。
この写真では、ちょっとわかりにくいけれどなかなかの高さ。
最後に社殿へ向かって左手のほうに折れて下っていくと、金龍神社がある。
かつての飛騨高山藩の藩主「金森重頼」が、高山城の城内に祀ってあった徳川家康公(東照宮)をこちらへ遷座(1619年)したらしいのだけど、その後、金森家が現在の高山市の基礎を築いたことに由来して創建したのがこの金龍神社だという。
こちらにもメッセージボードが。
人がいなくても親切丁寧な案内に感服。
結構一回りするには、厳しい神社だったけれど、色々知れて楽しい神社だったかな。
最後まで人と遭遇することはなかったけどね。
【PS】
さるぼぼバスの運転間隔は、20分か40分。
ここの神社は、自分が回ったルートなら25~30分くらいで回れる。
つまり、バスが40分間隔のところに照準を合わせて、この神社を訪れれば、時間のロスなくちょうどよく高山駅まで戻れるということになるので、高山駅からのとんぼ返りを狙っている方にはおススメの使い方だと思う。
あと、バスの中でも両替はできるけれど、出来る限り小銭は用意していこう!!
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