【ローダウンはどこまでできる?】
詳細は過去ログ(注:未upの場合あり)を参照していただきたいが、E13に限らず自家用車をローダウンする場合は2点の注意が必要。
まず、純正(標準)より40mm以上落としてはならないこと。
次にフロントのフォグランプ下縁と地上までの距離が25cm以上あること、この2点だ。
いずれもその基準を満足できないと法令違反となるとなるので、これから綴る内容はあくまで法令順守の範疇で行う作業として整理したい。
【車高調の場合】
今日現在では、RSRからしか販売されていないため、ここではあくまでRSR(Best☆i C&K)の場合を語る。
(ブリッツは、4月に発売予定だそう。だけど、ブリッツは車検非対応品の販売問題もあったからなぁ~)
調整幅と減衰力は中央値で組んだのだけど実測値で55mm落ちた。
55mm落ちても地上高90mmは担保できたが、法令上だと最低でもそれよりも15mmあげる必要がある。
しかし自分の経験上では、
その55mm落ちた状態から25mm上げないと、フォグの下縁高さまで届かないことがわかった。
ゆえに、純正の高さから30mmしか落とせないことになる。
ちなみに減衰力は、フロントに関して現状「36段中9段戻し」と硬めの設定にしているけれどそこまで突き上げ感はないので、今日現在においてもっと硬くしてもいいのかなぁと思っている。
【ダウンサスはどうか】
nobizou調べだと、RSR、ブリッツ、タナベの3社から今日現在でダウンサスが市販されている。
まず、RSRの場合だとフルダウンとハーフダウンの2種があるが、フルダウンでも最大25mmまで落ちるとのことで、前述の理論から車検対応まで5mmの余裕がある。
しかも、バネレートも2.54と車高調の中間値よりも硬めにしている。
つまり、一番高価ではあるが、よ~く考えられたダウンサスとなっているところはさすが。(ちょーどいいってヤツね)
ちなみにインチアップが必要でなかったり、乗り心地重視者のためのハーフダウンサイズも用意されているのも嬉しい。
耐久性もオレ個人の感想だがかなり長持ちするのでおススメだ。
ブリッツ(エスペリア)もRSRのフルダウンと同程度落ち、加えてそれよりわずかに硬めだが、高さバランスはこちらのほうがキマりそう。
青色のサスが映えるエスペリアだが、個人的には安かろう悪かろうでいい思いをしたことがない。
実績からも耐久性もよくないと思っているので、そこまで距離を乗らない人かつ安価仕上げの方にはおススメかな。
タナベは、RSRのハーフダウン程度の落ち量だが、硬さがフロントで2.5と最も硬いハードな設定になっている。
お値段も安いほうだし、赤いスプリングが映えるのもいい。
個人的には好きなメーカーだが、実績的に耐久性がRSRほどは良くない印象あり。
だから、フロントをRSRのフルダウン、リアをタナベにしてみるのも面白い組み方かも。
っていうか、ダウンサスだったら車高調の半分以下の価格で組めるからなぁ、
今回のE13をローダウンさせるなら
ダウンサスが正解だったかもしれない。
【そもそもとしてアライメント調整は必要?】
E13はコンパクトカーだから、リアのアライメント調整はあってないような作業になる。
ゆえにフロント側だけトゥー角のチェックとしてサイドスリップの調整だけしておけばよかろう。
真面目に四輪アライメントなんか調整するのはお金の無駄。
その辺は大手ショップが吹っ掛けてくる場合があるから注意したほうがいい。
ちなみにディーラーでサイドスリップ調整なら3000円前後でやってくれるぞ。
(しかもE13のサイドブレーキが電磁式だから、なおさらアライメントの調整なんかよりディーラーに任せたほうが確実だ。もちろん、アライメント調整をやってくれるなら越したことはない。)
【アライメントより重要な調整必須な案件がある】
ローダウンしたら、光軸調整は必ずやっておきましょう。
たかが3cmだがされど3cm。
オートレベリングやアダプディブヘッドライトといった次世代装備を無駄にしないためにも、最終高さが決まったらぜひ調整しておいていただきたい。
ディーラーなら光軸調整くらいだったら3000円前後でやってくれると思う。
ご参考になれば。
(E13ノートのインチアップ編へ)
(今日現在の車高高さ。実はこれだとフロント側の高さが不足していることが判明。このことは、E13がフロントのフォグランプの位置がもともと低く設定してあるための弊害なのだ。E13は車高調じゃなくてダウンサスでよかったんだなぁ。。。。実際、ここまであれこれ車高の調整費やサイドスリップなどの再校正などにお金がかかって仕方ないよ、トホホ。)
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