【まず蛇足から】
千葉に住んでいる者として個人的に、あの都道府県魅力度ランキングって絶対に採点方法が間違っていると思う。
たとえば、千葉にありがちな「東京」と冠したもの、たとえばネズミーランド等は東京と名乗った時点でそれは東京の魅力としてカウントするべきだと個人的には思うからだ。
ゆえに、ネズミーランド等を除いたところで、千葉の魅力は他のどこにあるのかと逆に皆さんへ問いたい。
成田山?マザー牧場?鋸山?
いやいや弱い弱いでしょうよ、どれを合わせて重ねてみてもたとえば日光東照宮のある栃木に勝っているとは少しも思わないのだが、同胞のケンミンはどうお考えなのだろうか?個人の思想ではあるものの、ちょっとは気になるところ。
【担々麺の定義】
以上の件はひとまず置いておいて(踏まえていただいてww)。
この担々麺におけるテーマを語らせていただきます。
日本において担々麺は、四川料理が発展や進化したものをいい、本場由来のものは「汁なし担々麺」と呼称する。
加えて一般的な汁そばタイプのものは、茹でた中華麺のうえに甜麺醤で味つけした豚ひき肉などをのせ、混ぜて食べるゴマ(または練りゴマ)が入った麺料理を指す。
また、勝浦タンタンメン(勝浦式担々麺)の定義は、勝浦市大衆食堂「江ざわ」が1954年から提供を始めた固有の麺料理であり、醤油ベースのスープにラー油が多く使われている「正規取扱店」として認定されたお店が提供するものを指す。
【担々麺と勝浦タンタンメン、違いは何なの?線引きは?】
よく多く勘違いされるのは、刻み玉ねぎが入れば勝浦式だとか、花椒やゴマが入っているから四川風であるなどの線が引かれているケースを見受けられるが、上述の理由により決してそうではないことはご理解いただけると思う。
ただ、見た目的にどちらも担々麺ではあるが、後者の勝浦式については必ずラー油が入って正規店であるものだけをいうので、線を引くなら非認定店の勝浦式提供店は「勝浦風」であり、「甜麺醤で味つけした豚ひき肉などが乗っていれば」もうそれは担々麺といえるものなのである。
【よく調べて線引きすれば、重複店もあり得る?】
勝浦式はほとんど食べたことがないが、前述の定義でいえば、重複店も想定できる。
しかし、もし担々麺でランキングを作成するとする場合、これはしっかり線を引いて評価すべきなのである。
だから、巷で良くそういった担々麺ランキングをお見受けするけれど、特に千葉においては勝浦式とそうではないものが混在しているランキングは、本当のランキングではないものとして見てしまいがちだということになる。
まあ、メニュー名がカタカナ表記である場合は「勝浦式」であることのほうが多いけどね。
以上、自分なりに担々麺についてまとめてみましたとさ。
(つい最近も担々麺を食す機会があった。線引きはともかく、こちらの担々麺も、ゴマやナッツが効いたものではあったものの、甜麺醤で味つけしたであろう豚ひき肉などが乗っているから、これは立派な担々麺という定義というものになる。)
【PS/要は持論なのだけども】
なぜ、こんなテーマについてノーガキを語ったのかというと、最近自分が担々麺にハマっているということと、どこかのまとめサイトが「関東近県における担々麺の名店ランキング」というものを見る機会があり、千葉県内にある勝浦式の担々麺がそのランキングに混ざっていたことに猛烈な違和感を感じたから。
また、そのサイトと同じところかどうかも今となっては記憶していないが、千葉県内にある担々麺のお店のランキングも拝見した記憶があり、やっぱ同様に勝浦式がそのランキングに混在していたこともオレ的に憤ったから。
そのまとめサイトが勝手にランキングするのは本当に勝手だけど、それが少なくても千葉県内の担々麺ランキングだと言い張りたいなら、「このランキングには勝浦式が混在しています」などの前提を付け加えるか、勝浦式は勝浦式でランキングを作ってもらいたいのよ。
(この記事を書いている時点で、ワタクシが最も美味い担々麺と自信を持って言えるのがこちらのもの。ニンニクなんか入っていないだろうに、中毒性がある辛みのあるスープに「マジでこれ以上美味い担々麺あるの?」って食べるたびいつも思っている。)
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