Naked a STYLE (サブログ)

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「汚水処理特論」2018の答え合わせ

2018年10月11日 23時59分59秒 | 資格取得系

【はじめに】


今回、公害防止管理者等国家試験(以下“当試験”という。)については、水質第4種の汚水処理特論だけ受験し、10/9の9:45には公式HPで正答がアップされていたので答え合わせをしてみた。


繰り返すが、オレはこの1科目だけで10万円くらい投資しているので、落ちることは絶対に許されない。
「もし」という仮定もありえない状況で、ここ10年で最も勉強したように思うから、落ちるイコール受験終了を意味する。


【自己採点は自己責任で】


当たり前だけど、主催の産業環境管理協会のHPで正確には確認して欲しい。(責任取れないので。)
オレのコメントは、あくまで参考として欲しい。


<では、正答コメントとともに>



【問1:正解3】



数年に一度、第1問目にトリッキーな問題が出題されるのだが、この問題もそうだった。
しかし平成21年度に近似問題が出題されていたので、単純に2段下げればいいと考えたのは早計だった(笑)


1/100×1/100ってことだったみたい。


【問2:正解5】


この問題は例年出題されているが、文言を微妙に調整して複雑にしているだけ。
この場合は、汚濁物質濃度は確実に増加するが正解。


【問3:正解5】


オレは捨て問題にしていたが、Q/Aから考えたら導けたのかも。


【問4:正解3】


これはヘンリーの法則を思い出せば簡単。
「気体の溶解度は圧力に比例する」ってやつね。


【問5:正解5】


塩素に遊離時しか殺菌力がないわけない。


【問6:正解4】


フロイントリッヒの法則から理想的な活性炭は、本来(5)になるのだけど、例題から鑑みて現実的な吸着等温線を思い出せば、公式なんか思い出せなくても導ける。だけど、傾きが出てくるからチョット悩ましい問題だったけど(笑)


【問7:正解4】


例年の出題からひねりが入った問題。
アミン類が2つ出ているから、正解の弱性イオンはカルボしか残っていない。



【問8:正解5】


膜分離法の特性を把握していれば、上から消去法でも解けると思うが、胡散臭い「直流」という箇所に気づけば、もう確定でしょ。


【問9:正解2】


これも消去法で解けるし、例年出題率が高いから過去問サマサマの問題だった。


【問10:正解3】


流動焼却炉のポイントさえ知っていれば楽勝。
レキに引っかかったし、上方からガスを送ったら流動しないのは容易に想像できる。


【問11:正解3】


例年のヒネリ問題。
CaかMgを覚えておけば良かったはずなのに、まさかのMAP条件が出題されるとはね(笑)


【問12:正解4】


これはタダのパズルだよね、サービス問題。
だけど、オレ凡ミスでグルコースにOが6つあったことを見落としてしまい失点。情けないわ~。


【問13:正解1】


これは負荷量から単純に容積と汚泥負荷を割ればいいだけの問題。
これはさすがに把握していたよ~。


【問14:正解2】


これも問13が分かっていればSVIがどのように求められるかで解ける。


【問15:正解3】


計算式が出ているのでアタマから単位換算ナシで差し込んでいけば単純に答えが出る。


【問16:正解3】


これは記憶の勝負かな。
オキシよりも膜分離のほうがSSは高いことまで分かっていたのだけど・・・


【問17:正解5】


上から消去法で解けるし、独立栄養細菌がBODに影響されることを記憶していればわかる。


【問18:正解1】


まあ、サービス問題。
この手の問題は、このフローとリンも同時に除去できるフローを覚えておけばほぼ取れる。


【問19:正解2】


正直見たこともない例題が並ぶ問題でパニックに。
過去12年でも出題例がないしね。


単純に1,3,4は文言だけで正しいと判断できたのだけど・・・2択で間違えたなぁ。


【問20:正解1】


まさかAAから出題されるとは想像しておらず完全ノーマーク。
ICPなら過去問の範囲で抑えていたけどね。
しかも自分の現役時代も金属分析は携わっていなかったので弱点を突かれた格好でドボン。



【問21:正解2】


SSは現役時代でも携わったことはないが、オレにとってはサービス問題。
SSは2mmの1マイクロと刷り込まれているからね。


【問22:正解4】


フェノール類は、現役時代にFIAで従事していたし、過去問でも良く狙われていた項目だったので楽勝。
そもそも中性にして吸光度を計る分析って、あまり記憶にない。


【問23:正解1】


まさかのT-PのFIAが出題されるとは意外。
正直全く分からなかったが、FIAの経験則から(ア)がキャリアで(イ)が酸化剤のラインだと判断できたので「1」しか選択肢がなかった。


【問24:正解4】


クーロメトリーが過去問にも登場していないフレーズで、まったく不明。
なおかつ隔膜ポーラログラフもワケ分からん状態。


ただし“隔膜”といったら、一般にDO計のイメージがありこれをチョイス。
結果正解だった。


【問25:正解1】


酸素から求めるのはTODだよね。
ちなみにTOCはラボで分析実績があるオレだがTODは知らん(笑)



【nobizouの結果】


別添(以下のとおり)参照。
とりあえず自己採点で19問正解


合格点が15問以上なのでなんとか合格見込みってところ。
これまでのこの1科目合格にかけた投資額は1問4000円の計算になるが、正直、過去問も対策講習も通信教育も大きなメリットとはいえなかった。


あえて言うなら対策講習になるかな。
これを受講したことで、「こんな講習じゃ上積みが期待できないじゃん」って思ったことが、より必死に勉強するキッカケになったからね。
(イヤミじゃないよ)


【汚水処理特論のオススメ勉強法】


水質関係では一番のキモと判断していただけあって、全ての有料勉強法に手を染めてしまったオレにとって推奨できる方法が思い当たらない。
ポイントはやはり計算問題であることを鑑みれば、科目別の対策講習で受講して、ついでにその基礎を学んだほうがいいだろう。


その理由は簡単で、過去問だけだと半分も取れず、通信教材だけだと1~3問の上積み、講習後はギリ合格点、その後の過去問オニ反復で合格点確実とまで仕上げたことを逆算するとそういう答えになる。


ちなみに最も読みやすい教材は、通信教育用に用意されたテキスト。
カッチカチの教本より、読む気になるから。


蛇足だが、対策講習会でもらったテキストは、非常に読みづらい。

パワーポイントの資料を冊子にしただけだということもあるけれど、作者の意向が強く出すぎちゃって、ズブには難しい。


でも通信教育は大きな上積みにならなかったのに教材はピカイチって矛盾しているかな?。




 


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