<前編からの続き>
【観光路線バス“るーぷる仙台”】
このるーぷるというバスは路線バスだけど観光バスでもあるので、ワンマン運転のドライバーがバスガイドをしながら路線を進む格好になっている。
ただ、アナウンスには経験と技術が左右されると思うので、バスガイドを楽しみたい人にとっては当たりのドライバーのバスに乗車できるかが鍵。
自分の場合、駅から城趾までのドライバーさんは、ポイントごとに淡々と説明していたが、城趾から青葉山まで乗車した際のドライバーさんは、新旧のエピソードを交えながら愉快に(車内で笑いを取るほど)紹介してくれた。
こんなドライバーさんに当たれば、このまま乗車して大回りで仙台まで戻っても良かったのだけど、あいにくギュウギュウで座れなかったこともあって、やむなく青葉山で降りたんだわ。
まあ、これも巡り合わせというもの。
ちょっと難儀な神社ツアーになったが、ガイド付きだと思えば安いものだったかなと切り替えたいよね~悪いことも続いたんで。
【しかし負の連鎖はまだ続く】
一旦ホテルへチェックインするんだけど、ここでも想定外のことが起こってさ。
いわゆる旅行支援の枠で予約したホテルなんだけど。
オレがここのホテルで予約する際に、色気が出てちょっとお値段は高かったけれど奮発して「マイル付きのプラン」にしたんだよ。
そうすれば、マイルと旅行支援のクーポンの二重取りができると思ったのさ。
ところがどっこい、ホテルに着いたら「マイルかクーポンのいずれかになります」との説明を受けるんだわ。
いろいろ説明を受け身で聞いていたけれど、納得できるはずもなく。
チョット食い下がったがコレって決定事項のようなので、クーポンのほうを選択することにしたんだ。
旅行支援でお安くなるということを加味して割高のプランにしたっていうのに、結局その恩恵を得られずそのまま割高に支払った分だけクーポンで帰ってきたっていう勘定。
ゆえに旅行支援のメリットなんかまるまるゼロで当該ホテルを利用する羽目となった。
(まさにクーポン分を現金で買ったのとまったく同じことになってね。まったく受け入れられないが仕方ない。)
あまりに悔しいので帰宅後に調べてみたら、たしかに旅行支援のHPに「金券等を含むプランに旅行支援は適用されない」という記述はあったけどね。
だったら「予約の時に教えてよ」っていう話ではないですかね。
勿論、オレの勉強不足といえばそれで御終いですけど。
しかし、心地いいという完璧に近い旅行ってなかなか達成できないものですねぇ。
上っ面の割引に引っ張られるより、変な期待をせずに思い通り宿泊先を予約するほうが絶対にモヤモヤしないしな。
【夕方前から食べまくり】
城址巡りから駅に帰ってきてからは、イライラというストレスも重なり、食べて飲んで食べまくってしまった。
もちろん、翌朝にその背徳感を感じるのだけど、
①牛タンを食べて(ホテルへチェックインし)
②地のモノを食べて飲んで
③地ホヤを食べながら地酒を飲んで
④地のラーメンを食べる
というトンデモコースは、さすがにやりすぎだったかもしれないと思ったものよ。
なぜなら、翌朝の朝食ビュッフェは、小学生低学年の子が食べる程度しか食べられなかったんだから。
なお、このあとは移動費をケチるために高速バスで仙台から帰京。
まさかの12月寒波に見舞われた南東北の旅だったけれど、今回ほど思惑と大きく異なった旅になるとは思わなかったわ。
これも旅。
されど旅・・・ですかね。
(仙台から新宿までは、こちらの高速バス”ジャムジャムライナー号”で移動したんだわ。詳しいレポは過去ログから参照してください。)
【PS:るーぷる仙台について】
一回の乗車に260円という運賃がかかるが、循環バスなのでどこからどこまで乗っても同運賃。
逆に1区間乗っても260円だ。
Suicaなどの交通系ICが使えるほか、1日乗車券(630円)などの用意もある。
ほかには「宮城県護国神社」のパートでも綴っているのでご参照ください。
なお、るーぷる号は仙台駅から市内の要所をめぐり仙台駅に戻ってくるルートのため、路線上に下車地が1か所である場合、かなりのタイムロスは否めないから1日乗車券は使う人を選ぶチケットになるだろう。
オレみたいに仙台駅と仙台城址を「行ってこい」で動きたい人には一日乗車券なんか不要だぞ。
しかし、仙台城址も他の公共移動手段があればいいのにねぇ・・・
<この旅の初編まで戻る>
<おまけフォト集>
仙台では牛タンを食べて
さらに地のものを堪能し、
ホヤ伝説を確認し、
地のラーメンで締めたんだった。
仙台では、まったくいいことがなかったけれど、食に関しては概ね満足だったかな。
特に、ホヤは信じられないくらいの衝撃だったなぁ。
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