【はじめに】
数年ごとにたまに想いがふけってここへ書きたくなるこのテーマ、そのきっかけはNHKで放送されたレベッカの特集「40年の軌跡と今」という番組だった。
偶然にもそれは再放送枠だったけれど、この番組を拝見することができたんだけどね。
恥ずかしながら番組中、たとえば「LONELY BUTTERFLY」などの名曲のイントロが流れるたびに涙してしまったほど、感情が揺さぶられたんだ。
もちろん懐かしさが最も強くて、まだ自分が青い時代の身勝手な出来事の数々がフラッシュバックされたこともあるというのもある。
【最初に買ったアルバムがレベッカだった】
昔、ここでも語ったことがあるかもしれないけれど、自身が中高生時代になけなしのお金で買った最初のCDが、レベッカ6枚目のアルバム「POISON」だった。
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こういうことって絶対忘れていないのが不思議で、この後はバイトしたりしてCDを買うことはせずにいわゆる歌謡曲を含め音楽はひたすらレンタル作品で堪能。
そんな中で貯めたバイト代では、ウォークマン的なポータブル音楽プレイヤーをやっとの思いで買えたという記憶がある。
その当時は、レベッカのみならず、はやりの歌謡曲だったりも聴いたけれど、PERSONZを中心に、女性ロックバンドでいえばSHOW-YA、浜田麻里、男性バンドであれば BOØWY、爆風スランプ、といったところを聴きまくっていた。
なので流行りの歌謡曲は、多少話題確保のため、それを抑える程度に聞いてはいたが、がっつりどっぷりハマる前に、PERSONZやTHE STREET BEATS(以下、「ビーツ」という。)に出会ってしまったので、ほかのバンドを深く聴くということは少なくなった。
【そんなレベッカは】
いつしか事実上の解散ライブを行ったレベッカというまでの記憶はかすかに残ってはいるものの、いつしか聴かなくなればフェードアウトしていくというもので、自分も段々とジャパニーズパンクやアメリカンパンクロック(Green Dayのみだが)へ趣味も移行していった。
そのため、レベッカやPERSONZのライブビデオ(VHS)をいつかの大掃除で廃棄してしまったんだよな。
今思えば、もっと泣ける映像となっていたかもしれん、今観たらね。
【最近の傾向】
ビーツに関しては、今回の夏のイベントや秋のツアーに自分のスケジュール的に一切参加できないことを含め、広島でのあの出来事も相まって熱は急速に冷めてきている感がある。
かといって、今秋のいまみちともたかのライブにも参戦しようかと考えているものの、直近のアルバムを買って聴いてみたら、実際のところ、そこまで食指は動かなかったから再検討となったところ。
そこでPERSONZは今何やっているのかなと思い、ググってみると大変なことが分かった。
もちろん、一度冷めてしまった熱をもう一度温めなおすつもりも気力もないが、これは明らかに無関心とはいられないイベントの存在を知ってしまったのだ。
【もちろん思い上がりも甚だしいのだが】
PERSONZの公式HPを生存確認よろしくていどの感じで眺めていたら、JILLが単独で公演イベントを行うということを知った。
どこでやるのかというところまで調べると、なんと高山にて三味線イベントを実施するようだった。
しかも今秋の連休時に3公演もするという。
なぜ高山なのかの理由は調べていると分かったが、場所も場所だし、大きい小屋でもないし、高山である必要も特に感じられずで様々面食らった。
でも開催場所が高山という場所であり、しかも土地勘もあるところだと知った瞬間、体の震えが止まらなくなった。
たった半年前、高山を卒業宣言したところにこんなことがあるなんてな。
高山がオレを呼んでいるようにしか感じられなかった。
っていうか、自分に変なスイッチが入ったことは間違いない。
【これは行くしかないのか?】
もともとここ数か月、大変な金欠病に悩まされており、今年1月に高山沖縄ツアー、そして6月のビーツ広島参戦を最後に、その後あらゆる旅行計画を企図してきたものの断念してきた。
自分の旅と言えば近年、毎年4回それも、うち2回以上は高山をワンタッチするという行軍をこれまで行ってきたが、今年はその予定もない。(今後も原則ないのだけど)
加えて前述のとおりビーツのライブも、今年は参戦できない(しない)わけだし、今秋それでも大阪へ行こうか悩んでいたところにこの事実を知り、地団駄を踏んでいるわけにはいかない気がしてきた。
当然、財布事情は急転直下の出来事がない限り回復する兆しもないので、行くなら「またもや前倒し」で敢行するほかないのだが。
いやいや・・・これは悩むことが増えてしまった。
でも嬉しいというよりは、複雑な心境であるほうが大きく勝っているのだけど。
【編集後記】(その後の心境、そして事実)
この記事を書き終わったタイミングでスケジュールを確認していたら、なんとJILLのイベントには日程的に参加できないことが分かったんだ。
いいタイミングで「THE PRISONER」も東海エリアでワンマンライブをやりそうだったから、無理をしてでも0泊3日の激安パックで、豊橋→高山という旅を一瞬想定して浮足立ったんだけどなぁ。
今年は、様々なハードルとタイミングの悪さが重なって、思うようにいかないわ。
こんなチャンス、っていうかオレ的には(合法的に)高山へ行ける理由が立つ機会って、もうないだろうなぁ。
(広島での一件から、まだ大した日数もたっていないが、無性に音楽で熱くなりたい気持ちが最近強いんだ。それなのにタイミングやら先立つものやらが合わないという事情に、悔しいというか歯がゆいんだよ。)
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