Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

痺れた移動が多かった旅を振り返る【ひとり旅のはなし】

2020年12月04日 23時59分59秒 | Weblog

【晩秋のGoTo強行ひとり旅】


概要版としてこちらで事前にお話ししていたとおり、晩秋に夜行バスにて都内から富山入りし、高山を経由して昼行高速バスで近畿に向かったという旅を行ったというのは既知のとおり。


その後、和歌山で一泊するのだけど、新宿から和歌山までが休憩なしのハードスケジュールを組んでいたため、結構堪えたのは事実。


さすがにアラフィフのジジィがやる移動じゃないなぁとは高山を出た時に思ったことだが人の接触を出来るだけ避けるとこのような行軍も仕方がないことだと言い聞かせた。


(富山駅に入線してきたワイドビューひだ6号。今の富山駅においては在来線の高架ホームは、完全にJR高山本線がアウェーなんだよな。まさか20数年前はこんなことになるとは考えもしなかったことだようなぁと再び感慨にふけった。なお、富山側から鉄路で高山へ向かうのは人生二回目だが特急で行くのは今回が初めて。でも本来なら観光がドピークの時節のはずだけど、自由席でも余裕があったのはJRだって想定外だったはずだ。)


【接触機会が少ない旅】


北陸行きの夜行バス自体は、乗車率9割だったが夜行バスということだけあって、誰もしゃべることもないし換気も十分行われていたから感染リスクは高くないことがうかがえていた。


その後のJR線における富山から高山までの移動もガラガラ、高山から大阪までの移動もガラガラだったことから、今回の移動旅はとにかく感染リスクの少ない旅だったと評価したい。


まあ結果論だったといえば結果論だけど、概ね想像どおりでもあったんだよね。
誰だって感染したくないし拡散させたくないワケだし。


(ひだ号に乗車して小一時間ほどすると、JR西日本からJR東海の線区となる。そのタイミングで車内をパチリと撮影してみたんだけど、この車両は自分のほかに客は2名だけだったな。ちなみにオレともう一人は高山で降りたという。



【奈良は観光客だらけ】


和歌山での行動は、日曜日だったこともあって街中はガラガラ、奈良までの電車も奈良に近づくまではホントにガラガラだった。
(途中、男子高校生の集団の一部がマスクもせずに大声ではしゃいでいたのには参ったなぁ、ライブがあるとかないとか?)


ところが、奈良から路線バスで護国神社に向かう途中、本来は春日大社でも立ち寄ろうと考えていたが、その奈良公園周辺がまさかのイモ洗い状態でふんぞり返った。


見事に日本人だらけの集団がよくもここまで湧いて出てきたっていう感じで、シカ(鹿)達もビックリしていたに違いない。
当然、目的地だった護国神社の帰りは春日大社に立ち寄ることなく後ろ髪を引かれる思いながらホテルへ直行した。
(春日大社をシカトしましたwww)


(和歌山駅は駅ビル直結でお店もそれなりに充実。千葉県でいえば津田沼とか市川といった感じの雰囲気がありそうだったけれど、日曜日だということもあってかなり閑散としていた。ちなみにどうでもいいが、和歌山駅内では必ずダブルの改札を通る羽目になるのが非常にうざかったなぁ...)


【必ずやらかすポカもあって】


奈良では海なし県でありながら、素敵な和食を提供してくれるお店に出会うことが出来て満足できたのだけど、宿泊したホテルがいただけなくてモヤモヤしながら奈良を経った。


駅周辺じゃ最も名だたる高級なホテルのはずだったんだけどなぁ、GoTo効果で奮発したのが裏目に出たみたい。
(普通ホテルの朝食と言ったら洋食だと鼻息荒く期待していたが、まさかの精進料理メインでガッカリ...)


しかし、この日は奈良から伊丹-羽田経由で千葉に帰るだけだったのだけど、またやってしまうのよ、アレを。
そう、忘れ物よ。


奈良から空港直行バスの中に荷物を置き忘れてしまうというヤツです。
いつかの新幹線事件が一瞬よぎったけれど、ここで奈良に戻ると飛行機に乗れなくなる。


なのでそれを断念し、バス会社から着払いで送ってもらうということになった。
まさにデジャヴ的な失態を演じてしまった。



【総合的には何点を付けようか】


2泊4日の北陸経由の近畿弾丸ツアーだったけれど、夜行バスを含む長距離バス2本と3時間強も乗車する各駅停車※にて移動したため、それぞれ移動日として1日ずつ消化してしまった。


旅そのものがエゴでもあるけれど、ほぼ移動で時間を割いた旅でもあった。

とどめに忘れ物したり、帰ってからもモヤモヤしたりと締まらなかったものの、高山での昼食と奈良での夜の食事が、それらを相殺してくれたまあまあの旅だったと思いたいし考えたい。


和歌山から奈良まで一発で移動する各駅停車に乗車した時のグーグルマップの履歴。本来なら高田のあたりはもっとVの字になっているハズなんだけれど、アンドロイドのクソGPSではこんなものしか反映できなかった。でもまあ、この日の鉄道移動はコレ一本だったからね、忘れられない移動にな
ったなぁ。)



【※和歌山線の旅】


この※の旅というのは、和歌山発奈良行きの列車のことで和歌山線・桜井線を一撃で各駅走破するものに乗車すること。


この列車は全45駅を乗り換えなしで3時間以上かけて走破するのだけど、天王寺を経由する別ルートで特急を使えば半分の時間で移動できるところもミソ。


わざわざコッチのルートを使うメリットなんかなくて、ただこの列車を完乗したい一心だけなんだ。
つまりエゴでこの列車に乗ったんだよ。


なお、座席がロングシートであったり途中駅に10分以上停車したり、高田駅でスイッチバックしたり諸々あるのだけど、新型車両(227系)であったことが唯一救いだったかな。(トイレも綺麗だったなぁ)



(高田駅の方向転換は、線路の都合上やむを得ないこと。自分が乗車したような直通列車が存在し続ける限り、高田駅のスイッチバックはこのまま変わらないことになる。なお今回自分は、南側の和歌山側から東向きの桜井線に回り込む列車に乗車した。)



およそ35年前に仲間たちと青春18きっぷで飯田線95駅を7時間で一発走破する列車に乗る旅も経験したことあるけれど、ひとりと複数人じゃ時間の流れ方もずいぶん違うんだなぁと当時を振り返りながら乗車してきましたとさ。


(バス旅だと一撃3時間という旅は、途中休憩もあるので全く意に介さないのだけど、鉄道旅だと話が変わる。一人旅故にトイレの心配は切っても切れないこともあるけれど、人が入れ代わり立ち代わりだから心の気持ちに余裕がないのよ。)



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