<その1はコチラ>
【酔い覚めて興ざめ】
オンラインチェックインのおかげで保安検査前までストレートに来られたのはいいけれど、検査後ゲートからも搭乗口までの道のりが実に遠かった。
知人によれば、(搭乗ゲート通過後に)バス移動もあるということを重々聞かされていたから、ちょっとそれも覚悟はしていたが、自分の場合は地上から直接の搭乗となった。
だけど、搭乗前のバーコードチェックが手動なんだよなぁ。
しかも一人のひとが、チェックカウンターを持ってひとりひとりやるもんだから、行列もなかなか進まない。
外部環境に近いこの場所に、精密で高価な自動チェックカウンターは設置できないのだろうとは思うけれども。
しかし、大手に慣れている自分としては一列で手動という搭乗対応を含めて、この待ち時間がすっかり旅行気分も冷えていくような心情になってしまったのは余談まで。
LCCだからという割り切った心と慣れがオレには大分必要なのだろう。
ちなみにいつかの宮崎でも手動だったから、ジェットスターとしてスタンダードな対応だったということだね、これは。
(搭乗前直前の改札付近にて。さすがにモニターこそあるが、導入までも手作り感というか簡素な様相。こんなに差があるんだ・・・と、唖然。とにかく大手しかほぼ知らなかったオレには衝撃的なことばかりだが、新鮮だとは感じない不思議な感覚もあってねぇ。)
【機内での洗礼】
いやー噂には聞いていたけれど、エコノミー座席の間隔がまあ~狭い。
本当に厳しいとは人から酸っぱく言われてきていたが、とにかく前後の座席間が狭くてビックリ。
薄利多売理論で旅券が廉価であることは理解できるが、足元にたとえば単行本でも落とそうものなら、隣客がいない場合を除き、まず簡単には拾えないくらい狭いんだからなぁ。
仮に背骨に関節があっても拾えないのではなかろうか、この狭さ。
シートは身長180ほどのオレであれば、きっちり深く腰掛けて膝までの距離は3cmあるかないかしかない。
つまり、腰の位置を落ち着かせるためにモゾモゾしようものなら、膝が前のシートに当たるという寸法だ。
加えて、前のやつが断りもなくズバッとリクライニングしてきたものだから、ただでさえ持っていた狭いという不快感にプラスされ一層の不快さを味わう羽目になる。
これを2時間弱も耐えなければならないのかと思うと、本当にうんざり感しかなかった。
(オレは絶対にやらないこともあるし、大手でもリクライニングして来たらムッとするけどな。)
【そういえばアレがないね】
たとえば、出発前のドアが閉まった際の「業務連絡です。乗務員はドアモードをアームド(オートマティック)に変更してください」および到着時の「乗務員はドアモードをディスアームド(マニュアル)に変更してください」というアナウンスがこのジェットスターにはない。(オレには行き帰りでこのアナウンスが聞こえなかった)
ほかには、特にJAL系では多いのだけど、離陸前と着陸態勢に入る前のチェックとして上棚をひたすら(しつこいくらい)抑えるという確認作業があるのだけどコレもなかった。
それに手荷物は上へ上げろとは言われないし、離陸前と着陸前におけるリクライニングについてもそこまで注意がない(ように思った)から大手とはだいぶ違う印象だった。
まあ乗客数に対してCAさんの割合が圧倒的に大手と異なるからね、それも省略というところなのかな。
いやぁ、最低限・・・っていうことなのだろうな。
【あのバウチャー問題】
オレの旅券は、チケットそのものこそ片道1980円で買ったものだが、追加でいわゆるフルオプションの「しっかりMAX」というものを有料だが組み込んだ。
これはJALマイルの付与、キャンセル料金原則無料(ただしキャンセル時はフライトバウチャーでの払い戻し)などのセットが盛り込まれている。
これだけのオプションで5000円くらい別に徴収されるから、たとえ1980円で買ったチケットであっても、なんだかんだで追徴され、挙句クレジット手数料まで取られ、結局買った時のガッカリ感は、最終価格が大手よりだいぶ安くても、気持ち的に生じるわけだよ。
そのため今回、しっかりそのバウチャールールを読みこんでいたら、このプランだと自動的に500円分のバウチャー(クーポン券)として入っていることを確認できた。
個人的には「そんなバウチャーいらんから、もっと安くしてよ」って思ったけどな。
まあ、それも仕方あるまい。
<次編へ続く>
(↓↓どれかひとつのバナーで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります↓↓)
|
|
|