悲劇

午後から雨が降り出して、風も強くなって、気温も急降下。

薄着で出かけたおっさんは風邪をひきそうな感じでした。

今もちょっとゾクッとする。

イヤ～な感じです。

予兆はあったんですよね。

午前中の仕事を終えて、いったん家に戻る途中、ふっと右足が軽くなった。

次に足を踏み出すと、バランスが悪い。

こんな感じは以前もあった、と思って振り返ると、歩道には黒い塊がてんてんと。

そう、靴底が崩壊したのです。

おっさんは二度目の経験。

うろたえますよぉ。

なにしろ歩きにくいったらない。

かかとがそっくりなくなっているのですから。

最近の靴は、底がウレタンでできているのが多い。

そこでこんなことが起きてしまうのですが、今回の靴はまだ半年しか履いていない。

早すぎます。

駅なんかで、黒いウレタンの塊を見たときは心の中で笑っていたのですが、今回はおっさんの番でした。

かっこ悪いなぁ、と思いながら、黒い跡を残しながら泣く泣く帰宅したおっさんでした。

いい靴を買おうっと。