2017年 書籍45（50代でしなければならない55のこと）

　中谷彰宏さんの”50代でしなければならない55のこと”を購入・読破しました。
　冒頭、鷹の寿命が二つの山があることが書かれています。40歳程度で半数の鷹が死に、残りの半数は80歳程度で死ぬのだそうです。
　40歳程度で死ぬ鷹に共通しているのは、生まれてからずっと獲物を捕らえるために使っていた、鋭いくちばしや爪、羽根を使い続けるのだそうです。しかし、老齢化からか、くちばしや爪は、衰える一方で、獲物を捕まえることができず、死に絶えてしまいます。
　では、生き延びる鷹は、どうするかというと、くちばしや爪、羽根を自ら折ったり、抜いたりするのだとそうです。自主再生で新しいくちばし、爪、羽根を手に入れた鷹は、もう一度羽ばたくことができるのだとか。

　人間の人生も同じことが当てはまるようで、それまでに手に入れた武器(仕事/知恵/人脈等)に頼ってしまい、新しい武器を手に入れることを怠ると、短命の鷹と同じ末路を歩むのかも知れませんね。
　自分の人生を自分で設計し、チャレンジするための勇氣をいただいた一冊です。
　先人たちの知恵はすごいですね。