心理学の研究コース:トランスパーソナル<心理学編>を再受講してきました。
自己を超越したという意味のトランスパーソナル心理学。
アブラハム・マズローが提唱した、欲求の五段階説。
第一段階は、生理的欲求。とにかく生き延びたいという欲求。
第二段階は、安心・安全の欲求。今日と同じように明日以降も安心して生き延びたいという欲求。
第三段階は、愛と所属の欲求。愛にあふれ、集団に所属したいという欲求。
第四段階は、承認欲求。周囲から認められたいという欲求。
第五段階は、自己実現欲求。自分の活動を通して、周囲を幸せにしたいという欲求。
第一段階から第四段階までは、自己に欠乏しているものを満たしたいという”欠乏欲求”がエンジンになっています。
第五段階は、自己を超越したことへの欲求なので、これをトランスパーソナルと呼ぶのです。
震災の津波で、夫婦一緒に流された旦那さんが、引き潮になった際に奥さんが何かに掴める状態を確保し、自分は引き潮に流されつつも、Vサインした手を水面から出して去っていった。という話もあります。
愛する奥さんの命を守るだけでなく、苦しみ抜く姿も見せずに去っていく姿を残せたのは、人間の底力を感じずにはいられません。
歴史を振り返っても、この場面で、そんなことができる?というようなことが多々見受けれるのは、人間の可能性が試されているのだとも考えることができます。
これから未曾有の少子高齢化社会に突入する(している)日本において、どんなことができるのか、自分の人生に責任を持ちたいと感じた講座でした。
大きな気づきを有難うございました。
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