イスラエルの映画で、尊厳死をテーマにした”ハッピーエンドの選び方”を鑑賞しました。
人間が生きることって、どんな意味があって、自ら死を選ぶというのは、どういう場合に許容されるのかを考えさせられました。
高齢者の末期ガンで、医療機器に繋がれたまま、数年も延命治療する医師。
患者本人は、シモの世話まで他人にしてもらい、床ずれが痛くなった身体で生かされることを苦痛に感じていることがあります。
そして、患者の付き添い看護をしている家族も疲労困憊。
主人公は、点滴に睡眠薬を混ぜて、寝入った1分後に毒薬を流し込む機械を開発し、その機械の始動を患者自身にしてもらうことを考えつきます。
2人の患者が幸せな尊厳死を遂げた頃、主人公の奥様の認知症が進展していきます。
奥様は、認知症の末期患者を見て、記憶がなくなる前に尊厳死を選択するところで映画は終了します。
果たして、自分が、この状況になったら、どういう選択をするかしら?!
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