なおパパ日記

前日の自分からの変化/成長を記録してみます!

2016年 映画135 (パパが遺した物語)

2016年12月26日 | 映画

 幼いとき、交通事故で母親を亡くし、その事故の後遺症で作家の父親も病んでしまい、遺作を残して死んだ父親と娘を描いた映画”パパが遺した物語”をWOWOW鑑賞しました。
 自分が運転する車で、同上した妻を失うことというのは、どんな境遇になるのでしょうね。
 まずは、その部分への感情移入から、この映画は始まります。
 自分が死ぬ方がラクなのでしょうが、そこを踏ん張り人生を歩もうとする父娘に、亡くなった妻の姉妹夫婦が親権に関する訴訟を起こすのです。 
 訴訟を通して、なけなしのお金も失い、生活が困窮する中で書き上げた一作が、父親の遺作になりました。
 遺作は、娘への愛情がこもった一作。
 少女だった娘は成人になっても、男性を愛することができないまま、一夜限りの関係を持ち続ける日々を送ってしまいます。
 そんな中、父親の遺作をこよなく愛する男性と恋に落ち、本当の愛に気づき始めます。
 その後も紆余曲折がありましたが、結局は、父親の遺作を愛してくれた男性を、心から愛することができるようになるのです。

 父親が無償の愛を表現した一作を好きになった男性は、父親と同じ感性を持っていたということなのでしょうね。
 であれば、私自身も愛をこめたメッセージを残さないといけないと感じた一作です。 


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