佐藤浩市さん主演の”ロクヨン 前編”を鑑賞しました。
昭和天皇が崩御された、昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件。
天皇の崩御というビッグニュースがあったため、十分な報道がされなかった事件があるのです。
しかも、この事件の対応において、警察は重大な失態を犯したにも関わらず、隠蔽に走るのです。
その隠蔽の余波で、多くの人々の人生が狂ったことに焦点を当てた作品です。
この映画では、警察が腐敗した組織として槍玉にあがっていますが、現実を見てみると、いろんな組織が腐敗していることに気付かされます。
その腐敗の原因は、社会や顧客への価値提供という目線でなく、社長や社内に評価されるためという、間違った価値観が蔓延していることに帰着すると感じています。
映画の中の出来事が、私の周辺で起きていないことを祈るばかりです。
最新の画像[もっと見る]