小林多喜二さんの”蟹工船”を、まんがで読破シリーズで購入しました。
資本主義の縮図が詰め込まれた蟹工船を舞台にして、労働者たちの不満と、資本家たちの振る舞いが描かれています。
当時、社会主義を信仰することは犯罪視されていたようで、思想や言論にも大きな制約があったことを窺い知ります。
現代は、不平不満を言ってもOK。
自分の思想を自由に述べてもOK。
恵まれていますね。
しかし、自由度が大きいと、自由にできないのが人間なのか、本作品が世に出た頃と比較すると、本質に迫った場面が少ないのは、平和ボケなのかしら。
それとも、ゆでガエル状態なのかしら。 ちゃんと目覚めたいものですね。
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