コミック版:ドラッカーと会計の話をしよう!を購入しました。
話は、銀行員出身の主人公が、個人経営のレストランを起業したが、資金繰りに困り、海外の会社に買収されることから始まります。
買収先の会社に行くために主人公が乗り合わせた飛行機で隣に座った謎のコンサルタント?。
二人は、会社経営に必要なこと、やってはいけないことを語り合い、再建を目指すという流れ。
まだ読破していませんが、途中で紹介される、絶対に経営者がやってはいけないことを目にして、腹の底から納得ができました。
・一律〇%のコストカット
・コストカットを目的とした過度な節約(電気消灯や備品の質を下げるなど)
・目先の利益重視 等々
普段、わたしが、本当にこんなことをやって、10年後の会社のためになるのだろうか?と疑問に感じていることに対して、論理的に理由を解説してくれており、納得しました。
難しいことを分かりやすく書くことが、付加価値になることを証明した良書です。
さてさて、ドラッカー氏が”絶対にやってはいけない”と語っていたことを、実行し続けている会社に勤務している身としては、先行きに不安を感じる反面、理屈の部分を実体験できる貴重な機会に巡りあったという好奇心にも似た喜びを感じております。
社員のモチベーションが下がり、優秀な人が流出すると断言していた状況の中で、自分自身だけでなく周囲のモチベーションを高めることができるのか、チャレンジしてみようかと!
困難な状況を楽しめれば、次にやってくるであろう困難も大したことに感じない人間に”成長”できるのでしょうね。
この状況にいれることに、感謝しよっと。
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