最後の騎士を描いた”ラストナイツ”をWOWOW鑑賞しました。
午前中に鑑賞したヒトラー関連の映画同様、権力を持つことで独裁色を色濃く出した皇帝の部下(大臣)が、賄賂・増税とやりたい放題。
そのやり方に苦言を呈した地方主君が、死罪を言い渡され、死刑執行を主君の部下に命じたことから映画は始まります。
主君は、亡くなる前に死刑執行する部下に対して、人間として捨て去ってはいけないものを言い残して、この世を去りました。
残された主君の部下たちは、家も領土も失いバラバラの生活を強いられます。
しかし、主君の部下たちは、暴走を止めない皇帝の部下たちに民衆たちの気持ちを伝えるべく、1年がかりで復讐を企て、見事に成功するのです。
もちろん、皇帝の部下を殺害したのですから、自分自身が処刑されることを覚悟して!
ただ処刑されるのでなく、どういう処刑をされるというシナリオを描くのかということに先読みする力の大切さを感じました。
誰に対して、どういうメッセージを伝え、自分の周囲にいる人々を守るという、人間としての優しさ・強さを感じる素晴らしい一作です。
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